No.624 影揚羽(かげあげは)
説明
暗くて湿気の多い洞窟や、その近辺に生息する蝶。幼虫の頃は様々な種類の葉とともに鉱物も食べる。成虫になると肉食性となる。昼間は飛ぶよりも洞窟内や木の洞(うろ)で体を休め夜間、餌となる小動物を求めて外へ出る。進化に進化を重ね、闇のエネルギーを吸収する鱗粉を持つに至り体は真っ黒である。夜間にずっと飛び回るため、気付かない人間とぶつかることもしばしば。昆虫を食べるコウモリ、それを食べる肉食の蝶。ねぐらの争いも兼ねてお互い争いが絶えない。幼虫の頃に蓄えた鉱物は蛹になると魔力を持つ光の珠を作る。外敵にはそこから目をくらませる光を放つ。
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