中西学(第51代IWGPヘビー級選手権者)
説明
最強タッグも今日で終わり、今年のプロレスも色々あったね。コロナの影響で声を出せない中、コールアンドレスポンスを得意とするレスラーも拍手やストンピングを誘ったりと色々考えを巡らしてたり。制限された空間の中で新しいパフォーマンスを探してたな。

2月に新日本プロレス中西学が引退。WWEに行った中邑が「もっと早くIWGPを巻くべきだった人」と言ってたが、確かに。
ただ、橋本や武藤が抜けたあの時の状況。大箱の大会を連発してた時に任せられるのは中西や天山ではなく永田しかいなかったと思うんだよな。
その永田もV10まで防衛して今観ると十分興奮できる内容なんだが、今年「ハッシュドタグ」という名言を残した人に「天下を取りそこねた男」と言われた。ホント昔も今も名言の宝庫だなあの人(笑)。
2009年5月6日後楽園ホールの試合、生観戦してた。中西が棚橋のベルトに挑戦するって決まってね。元々は単発のシングルマッチだったがブタインフルエンザでミスティコが来れなかったからIWGPヘビー級選手権試合になったんだよな。

あの試合が中西の最初で最後の戴冠になったんだが、3カウントが入った瞬間に自分を含め客が総立ちになる"超"熱狂空間の中にいる事ができたのは、プロレスファンとして大きな心の財産。翌月の大阪府立でのリマッチの方が試合内容としては絶品だったんだが、やっぱり後楽園での戴冠、セコンドにいた永田との抱擁、亡き小鉄さんの涙と、印象に残る場面は多いね。

あの5月から6月にかけてが中西の全盛期・・・って言ったらあまりにも短いが(笑)、安定した強さよりも、当時のヒエラルキーなんか無視して思いきり破壊してしまう爆発力が、中西の最大の魅力だったと思うね。

改めて中西学選手。
27年の現役生活、本当にお疲れ様でした。

ありがとう、野人。
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