【サイバ】魔法王国英雄記 吼えろ!サイラス(2)【交流】
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翌日夜、ゲ・ローロの代官屋敷。

 

ゲ・ローロ「ほれ、今月の酒代だ。また美味いのを頼むぞ」

銀豚屋「おおきに、ゲ・ローロ様」

ゲ・ローロ「それからアチラの方も忘れずにな」

銀豚屋「へっへっへ、分っております。今回も上玉の娘をぎょーさん仕入れてますさかいw」

ゲ・ローロ「たわけ! そうではないわ!!」

銀豚屋「し、失礼しました;;;; 上玉の若い男をぎょうさん仕入れております」

ゲ・ローロ「うむ。新しいSMの道具も頼むぞ。友達から聞いた話では、とても楽しいプレイがあるそうだ。友達から聞いた話だけどな」

銀豚屋「へい、それはもうw 任せとくんなはれw」

 

 

 

ディア(天井裏)「ふーん、なるほどねえ…」

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サイラス「なるほどな。銀豚屋とは確か」

ディア「はい、HT村で酒類の販売権を独占している豚の酒屋でございます。その凶悪な見た目通り、何かと黒い噂も絶えないという」

サイラス「やはりな。どうやらこれは糺さないといけないようだ。君は王国警察への連絡を頼む」

ディア「はっ!」

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次の日、ゲ・ローロの代官屋敷。

 

ゲ・ローロ「あー酒うめえ(*´ω`*) 今回の若い男も中々の上玉のようだし、今夜が楽しみだのうw」

 

『ひとーつ、人の心を踏み躙る』

 

ゲ・ローロ「!?」

 

『ふたーつ、不埒な悪魔ども』

 

ゲ・ローロ「な、何者!?」

 

『みっつ、醜いこの世の悪魔ども、斬ってくれよう、このサイラス!!』

 

バン!!

 

サイラス「魔法剣士にして王国国王、サイラス・ホワイト、参上!!」

ゲ・ローロ「き、貴様はこの前の! 何がサイラスだ、国王がこんな北の果ての村に来るはずがない!」

サイラス「ならばその目でしかと確かめよ!」

 

サイラスの手にした大きな剣の柄に巻きつけられた長い布が、はらりと落ちる。

 

ババーン!!

 

ゲ・ローロ「そ、それは、王家ホワイト家の紋章!!」

サイラス「ようやく信じてもらえたようだな。あの男を連れて来い!」

 

ふん縛られた銀豚屋が、警官たちに連れて来られる。

 

銀豚屋「へへへへへ、ごきげんよろしゅう、お代官様;;;;」

サイラス「お前らの悪事、銀豚屋が全て吐いてくれたわ」

ゲ・ローロ「き、貴様! この裏切り者があ!!」

サイラス「さあ、次はお前の番だ。覚悟するんだな悪代官ゲ・ローロ!」

ゲ・ローロ「ええい、こうなれば王もクソもないわ! 者ども、出会え、出会えい!!」

 

剣を手にした大勢の手下がワラワラと湧き出てくる。

 

サイラス「フン、おいでなすったか。まとめてかかって来やがれ!!」

ゲ・ローロ「斬れ! 斬り捨てい!」

手下たち「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「でやあーーーっ!!」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」

 

チン! ジャキン!

ズバッ! ズバッ! ズバアッ!

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ズバッ!

手下Z「強い…。なんて強さだ…」

 

バタッ!

手下の最後の一人が倒れる。

 

サイラス「さあゲ・ローロ、あとはお前だけだ」

ゲ・ローロ「…ッ!」

 

ジャキッ。

 

取り出した銃をサイラスに向けるゲ・ローロ。

 

ゲ・ローロ「ヘッヘッヘ、銀豚屋のコレクションがこんな時に役立つとはな」

サイラス「ほう、剣に対して銃とは。酒臭い息と一緒に吐くヘイトまみれの言葉だけではなく、武器までもが上から目線か。面白い、撃ってみろ」

ゲ・ローロ「やかましい! 死ねサイラス!」

 

ダー(ジャキンッ! ズバッ!)ーン!

 

ゲ・ローロ「速い、速すぎる…。これが私の最期だというのか…」

 

バタンッ!

 

銀豚屋「あわわわわ、ゲ・ローロ様が;;;;」

サイラス「銀豚屋!」(ギロッ!)

銀豚屋「へ、へいっ;;;;」

サイラス「貴様には市中引き回しの上打首獄門を命ず!」

銀豚屋「ひゃあーっ!!」

サイラス「と言いたいところだが、ゲ・ローロの悪事を洗いざらい吐いたことに免じ、終身刑を申し渡す。死ぬまで牢獄で自分の犯した罪を悔いるがよい!」

銀豚屋「へへーっ!」

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数日後、朝。

王城執務室。

 

ディア「銀豚屋の地下牢に拉致されていた大勢の若い男女も全員開放され、人々の顔にも笑顔が戻り、村は以前の活気を取り戻しておりました」

サイラス「それはよかった。大儀であった、次もまた頼むぞ」

ディア「はっ。では!」

 

シュッ!

 

アイリス「あなた」

サイラス「おう、アイリスか」

アイリス「また村が1つきれいになったようでございますね」

サイラス「ああ」

アイリス「お祝いに一杯いかがですか? とびっきりのお酒が手に入りましたの」

サイラス「いや、やめておくよ。こんな時間から呑んでいたのでは、あの((ゲ・ローロ|ゴミ))と同じだからね」

アイリス「うふふふふ、さすがですわ王様w」

 

 

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説明
サイラス https://www.tinami.com/view/1056102
 ディア https://www.tinami.com/view/1061923
アイリス https://www.tinami.com/view/1059123
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