ありがとう台湾
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説明
台湾の人々は 選挙で大変なのに、大金の災害援助金を寄付してくれている。まことに頭が下がる思いだ。南に足を向けて寝れませんね。同じ民族なのにあの国の人たちとは随分違うもんだ。そこで台湾に想いを馳せて、僕も2040年の未来を想像してみた。 「台湾の約80%の人々は大陸との統一を望んではいなかったが、争いも また望んでいなかった。強力な空軍を維持しているものの 日本と同じく防衛の為であり、害をなすものを追い払う為だ。多くの人々は現状維持の平和を望んでいた。それなのに、ある年 争いを避けたい 融和路線の人物が総統に選ばれ、少しだけ大陸に歩み寄った隙を 大陸の共産党は見逃さなかった。大陸の共産党は 戦争で自国民が何人死のうとも意に関せず、すかさず強大な力で捩じ込んできた。独裁者も85歳となり 最後のチャンスとばかりに畳み掛ける。独裁者達はなんとしても領土権が欲しいのだ。そこに住んでいる人間はいらない。人は新しく連れていけば良い。台湾を手に入れたら、太平洋への広大な門戸が堂々と開けるのだ。台湾は米国の後ろ楯で 始めだけ抵抗したが、圧倒的な物量差にかなうはずもなく、瞬殺された。国土を失った台湾人は上海人のように共産党に服従するか、逃げ出すしかない。台湾人の脱出しやすい隣国は日本とフィリピンである。フィリピンは台湾人の高い技術力と軍事力、そして美味なる食文化等を歓迎した。ただ、フィリピンの人口は増え続けて2040年には人口が日本より多くなっていた。国土は日本より狭いので 多くの移民は受け入れがたい。フィリピン国内は ただでさえ就職難なのに、仕事を台湾人に取られてしまうと 自国民の失業者が ますます増えてしまうのだ。対して日本は人口が激減している。総人口は1億人くらいになっていた。台湾人も2019年の2360万人をピークに減っていき 2023年に2325万人、2040年には2300万人になっていた。 そこで日本政府は 渡りに船とばかりに 全ての移民希望の台湾人を受け入れる事を決定した。もし仮に全ての台湾人を受け入れたとしても日本人1億人+台湾人2300万人だから これは2020年の日本の総人口とほぼ同じになるわけで 大変助かるのだ。もちろん全ての台湾人が日本に逃げてくる訳ではないが、かなり多くの台湾人は移住先に日本を選んだ。言葉は通じなくても 漢字表記でなんとなく意味が通じるから それほど不便はない。1000万人の台湾人が日本に移り住み、沖縄や九州地方中心の各地に横浜や神戸のような台湾街が出来て賑わった。その昔縄文人と大陸の人々が混血して弥生人が派生したように、日本人に再度 漢民族の血が大量に入り込む。そして日本人は また新たな進化をするのだった。」
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