Immoralita
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それは唐突すぎる知らせだった。

「亜矢が殺された」

その一言はなんともショックで言葉出てこなくて、なんの感情さえ出てこないくらいに打ちのめした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ボクと亜矢と翔太は幼なじみだった。

家もお互い近くそれぞれの家にも遊びに行っていた。

けど、ボクは体が弱くなかなか寝込んでることが多かった。

 

小さい頃から上に二人いる姉たちの相手をしていた。

そこで姉のお古とか着ていたんだけど……なんかしっくり来る。

あれ、と思った時だった。

 

世間的にはボクは「女性」

そう、体は女性、でも心は……。

「男」

 

このあべこべな状態のままボクはいた。

「みのりぃ」

誰かが呼ぶ。

 

それはもういない人の声だった。

亜矢……どうして……。

説明
自分の友人が突然殺されてから過去の自分を振り返っていく
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タグ
性同一性障害 ストーカー ジェンダー 

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