「さよなら.....誇り高き王....」

俺は消えていく中で彼女への別れの言葉を紡ぐ

「さよなら....寂しがり屋の女の子」

本当は別れたくない・・・ここに残りたいのに

言わなくてはならない

「さよなら....愛し「みつけたぞ・・・北郷一刀」

一刀「なっ...誰だ」

華琳「誰だ！！？」

グサッ

無情にもその刃が一刀を貫く

華琳「一刀っっ！！」

一刀「くそっっ」

???「やったぞ！これで全ての外史

の北郷一刀を殺したぞ」

ハハッハハハハッハ

そう高らかに笑いながら青年突然は消えて

いった

華琳はいそいで彼に駆け寄る

華琳「そんな一刀・・・行かないでよねぇ！？

わたしをおいていくことは許さなくてよ」

彼からの返事はないその瞬間

気がつくと

そこに鎧姿の男がたっていた

鎧の男「やはり遅かったか・・佐慈め厄介な

ことを・・・」

シンッ

そう言い放った男の首のすぐ横に華琳の絶が

あった

彼女は　涙を流しながら言い放つ

華琳「貴様は奴の仲間か！！？」

鎧の男「そうだとも言えるが違うとも言える」

華琳「どういうことだ？」

鎧の男「私の名は伏羲（ふっき）という

まあ簡単にいえばこいつをここに落としたものだ」

華琳「なっ！？」

伏羲「今はことを急ぐ　安心していい

彼は必ず助ける」

華琳「わかったでも必ず一刀助けて頂戴」

伏羲「ああっ」

そういうと彼は突如一刀を背負って消えた

？？？side

伏羲「ここでこいつを失えば正史にも影響がでる」

???「ちょとおぉぅご主人様は大丈夫なの」

伏羲「むっ貂蝉か...今の所はな

だが　ここまでこの外史大きくした

こやつがもはや死を迎えれば正史にも

多大な影響を及ぼす」

貂蝉「そうねぇこの外史はもはや正史にも

近い感じになってる」

伏羲「そう　そしてこの外史をささえるのは

北郷一刀はもはや大特異点といってもいいだろう

そしてこの外史の他にもうひとつ正史に限りなく近い

外史を作らねばならない」

貂蝉「でもどうやって？」

伏羲「正史からもう一人別の人間を

導くこれは賭けだ」

貂蝉「そうねでもやってみる価値はあるわねん」

伏羲「私はこいつにしようと思う」

正史side~

TVから流れてくる音が耳障りだった

TV「北郷一刀という少年が行方不明」

そう俺の親友、北郷一刀は三ヶ月前

突如行方をくらました

俺に唯一話かけてきた男

まわりは軽蔑した俺の力に

俺は人を守りたくて力をつけた

その力は妹を巻き込んでしまった

つらさのあまり

その力で世へ、人の憎悪にはむかった

その力を奮えば奮うほど人の憎悪は牙をむいた

そんな憎しみの輪廻にいた俺を救い出し

笑いを心を取り戻してくれた

なのに彼は突然消えてしまった

序章〜end~