真・恋姫無双 外史外伝 「友への誓い」 20話 「悲しみを抱えて・・・」
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真・恋姫†無双 外史外伝 「友への誓い」 二十話 

 

「悲しみを抱えて・・・」

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俺が記憶を失くした

次の日・・・

体が成長しているのが

わかる限りそうなのだろう・・・

 

琥珀「りょう?・・・・」

 

琥珀は人見知り

なのかすこしオドオドしている

 

諒「なんだ?・・・・」

 

琥珀「・・・・ご飯

の材料・・・・ない・・・」

 

諒「ん・・・・で?

俺はどうしたらいい?」

 

琥珀「狩りを手伝って・・・」

 

諒「わかった・・・」

 

それから

狩りをおこない大体の食材は

取れた

 

琥珀「たくさん取れた

普段あんまりとれないのに・・・

りょうが手伝ってくれたおかげ・・・」

 

諒「俺はたいしたことは

していない・・・」

 

琥珀「帰ろ?」

 

(俺はどうしてこんな場所にいるのだろうか・・・

ここは今、漢王朝時代だという

俺はこんな所で何をやっているのだろう

妹を守れずだた嘆くしかなかったなのに

妹をそばにいてやらなければならないのに

俺はどうして・・・・)

 

琥珀「りょう?」

 

諒「・・・・・」

 

琥珀「りょう!」

 

諒「なっなんだ?」

 

琥珀「はなし・・・聞いてる?」

 

諒「すまない・・・

考え事してた・・・・」

 

琥珀「考え事?」

 

諒「ああ・・・・・」

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琥珀side

 

りょうは空を見上げていた

その顔はとても悲しげで胸が痛んだ

その表情はなにかを大切な何かを

失ったような顔

かつて私がそうだったように・・・・・

 

妹を村の人達の暴動で失った

あの時私は逃げた・・・

現実からそして憎んだ私達の血を

 

私の一族は鬼の血を引ている

この村の古い伝説でかつて私の一族は

ある時、突然村を襲った鬼の血が

流れている・・・・

その証拠に肩にはその紋章のようなあざが

刻まれていた

 

8年前・・・・

凶作が村を遅い・・・

さらには災害で飢饉に追い込まれた

村人はその事を私達のせいにした

人の心は弱いその苦痛に理由をつけたかったのだ

村のはずれにある私達の家に、ある夜、突然

火をつけられた。

寝ていた私達は気づくのが遅れてしまった

妹は足にやけどをおった

 

私達は逃げた・・・

 

必死にでも・・・

 

妹は矢に射抜かれた

あの時の妹の顔がいまでも焼きつく

 

「おねえちゃん・・・

生きて・・・・

もっと一緒にいたかったよ・・・」

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悔しくて・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

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悲しくて・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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でもどうしようもなくて・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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でも立ち直るしかなかった

だってそれであの子が喜んでくれるわけが

ないから・・・・

 

 

 

 

 

だから・・・・

 

 

 

 

 

りょうにも立ち直って

欲しくて

 

 

 

 

 

声をかける・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

琥珀「辛いの?」

 

 

 

 

 

 

琥珀「聞かせて・・・・?」

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諒side

 

諒「ッ!!!」

 

俺は彼女に見透かされた・・・

顔に出てしまった悲しみが見透かされた

それは悔しいや苛立ちではなく

ただ衝撃・・・

 

諒「・・・・・・・・・・・」

 

ただ黙るしか

なかった

 

琥珀「聞かせて・・・・?」

 

俺は・・・・・

 

琥珀「無理しないで

いいよ・・・

もっとらくにしよ?」

 

俺はぁ・・・・・

 

琥珀「辛いよね・・・・」

 

諒「俺は妹を救えなかった・・・・」

 

そのあと

俺は導かれるように

琥珀にあの出来事を話した

悲しみ、憎しみ、怒り、

全てを吐き出した

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守りたかったのに・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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守るって約束したのに・・・・・・

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守れなくて・・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

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あのあと病院に運ばれていく妹を

見るしかなくて

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

琥珀「辛かったよね・・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なにかがはずれたように

心に響く・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

俺の目から涙が溢れる

それを琥珀が包み込んでくる

 

 

 

 

 

 

 

温かい・・・・・・

 

 

 

 

 

俺は森でひたすら泣いた

琥珀はただ黙って

抱きしめてくれていた

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そのころ正史では

 

 

 

 

 

ガッ!!ドガッ!!

 

 

空き地から打ち合う音がする

 

 

愛紗「はぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

真吾「隙だらけだぜ愛紗!!」

 

バシン!!

 

愛紗「なっ!?」

 

愛紗の使っていた木の槍は

叩きおとされてしまう

 

愛紗「ありがとうございました

それで今回、何処が悪かったのですか?」

 

真吾「はっきりいって

ギアは習得できた・・・

だけどその速さで動きが直線的すぎて

動きが読まれやすい・・・」

 

愛紗「それでは

どうしたら・・・・」

 

真吾「俺はお前の修行から

降りる」

 

愛紗「!!なぜですか!?」

 

真吾「俺が教えられることは

教えたからな

あとはお前にまかせるぜ!!

巴枝!!」

 

愛紗「巴枝殿にですか?」

 

巴枝「あーーー!!愛紗ちゃん

私が弱いと思ってるでしょう?」

 

愛紗「その・・・・

巴枝殿は戦闘に向いてないように思われます」

 

ブチッ

 

真吾「あ〜あ

言い切っちまったよ・・・

し〜らねっと」

 

愛紗「それはどういう意味ですか!?」

 

巴枝「こういう意味だよ愛紗さん!!」

 

ズバン!!

 

愛紗「なっ!?」

 

愛紗は気づけばすでに

空中をまっていた

 

巴枝「黒真流 剛覇・舞!!」

 

真吾「言わんこっちゃねぇ・・・」

 

真吾は愛紗を受け止める

 

真吾「見てのとおりだ

巴枝は黒真流の技のキレは

俺と諒と同等しかも俺より教えがうまい

っという訳で師匠交代♪」

 

パキッコキッバキッ

 

巴枝は指や首の骨をならしながら愛紗に言う

 

巴枝「みっちり鍛えてあげるね♪

愛紗さん♪」

 

顔は笑顔だったが

目が笑ってなかった

 

愛紗「望む所です!!」

 

 

巴枝の愛紗への鍛錬はそれは

もう地獄だった

 

愛紗曰く

 

愛紗「あまり思い出したくありません

ガクガクブルブル」

 

今日もこの三人は元気です

 

 

つづく

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こんにちわ

暇人28号です

 

どうも最近みなさんどうですか

自分はバイトに励んでいます

 

最近マ〇クは新しいメニューが増えて

大変です

 

最近の生活

 

5:30 起床

 

8:30までtinamiの作品を読み

 

3:00までバイト

 

6:00 ゲーム・tinamiの作品を読むetc

 

7:00から

 

11:00まで 妄想を膨らまし小説を打つ

 

11:30くらいに投稿この繰り返しです

 

皆さんはどうですか?

 

おまけ

 

巴枝について

 

黒真流の三段階までの技を使えるが

極奥義は使えない

なぜなら教えてもらえないから

 

諒「シスコンじゃないぞ」

 

真吾「諒がおしえるなって・・・」

 

ガスッ!!

 

真吾「グホッ!!」

 

諒「黙れ脳筋!!」

 

 

そんなかんなで

 

 

コメントよろしくお願いします!!

 

 

 

 

説明
ついに二十話
なのに虎牢関すらたどりつかない
この現状・・・
でもこのあとを熱くする
布石なんです
しばらく25話までは修羅編です

修羅編はオリキャラがメインなので
あんまり恋姫が関係しないので
おまけとして
正史での愛紗の生活を
書いていきます

それではどうぞ・・・・
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コメント
嫌な事・悪い事があると他人の所為にしたくなる・・・嫌な人の性ですよね;二人には前を向いて欲しいです。(深緑)
似たような過去を持つ涼と琥珀がどうなっていくか楽しみです。がんばってください(ガブリエル三世)
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真・恋姫†無双 恋姫†無双 オリジナル 琥珀 巴枝ドS 

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