――――荒野？？――――

？？１「ふむ．．．もう春じゃというのに寒いのぅ」

？？２「あら○○、こんな所で風邪引かないでよ？あなたの力はこれから必要になるから」

？？１「カッカッカッ、こんな寒さで風邪など引かぬよ、○○殿。これからというのはどういうことかの？」

？？２「気候が狂っている．．．これから大きい乱世が始まるわ．．．その乱世に乗じて、必ず大願の独立を果たすわよ」

？？１「今は袁術の客将に甘んじておるからの。独立の時にはこの○○、命を賭してでも○○殿の大願を果たしてあげましょうぞ」

？？２「アリガト、○○。でも死なないでよ？あなたにはもっと妹達の面倒を見てもらわないと」

？？１「まったく、相も変わらずワシをコキ使いよって」

？？２「それにしても、私たちはまだまだ脆弱．．．何かキッカケが欲しいわね」

？？１「そういえば○○殿、こうな噂を知っておるか？『黒天を切り裂き、天より飛来する一筋の流星。その流星は天の御遣いを乗せ、乱世を鎮静す』とな．．．管輅という占い師が言っておったの」

？？２「そんなエセ占い師の言うことまで信じる世の中になるなんて、やっぱりこの大陸は乱れているわね」

？？１「そういうのにすがりたくなるぐらい乱れているのじゃろう。○○殿、偵察も終わったし、そろそろ帰ろうかの？」

？？２「そうね、そろそろ戻らないと冥林ｇ［ピカッ］―――！？何、今の光？」

急に辺りが光りだす

？？１「○○殿！早く儂の後ろに！」

？？２「○○！何これ、視界が白く―――！？」

光が二人の周りを包んでゆき、

？？１「○○殿ぉ！」

少しずつ光が消えていった．．．

？？２「ん…戻った…の？」

？？１「○○殿！お怪我はっ！？」

？？２「大丈夫よ、ありがと。周辺になんか変化は無い？」

？？１「変化のぅ、これといっｔ……ん？あそこに人は倒れておるぞ。さっきはおらんかったのに」

？？２「え、本当？行ってみましょう！」

？？１「○○殿、危険じゃ！って…儂の言うことを聞けぃ！」

？？２「これ、男の子？」

？？１「はぁ、はぁ、主、老いぼれを苛めるのが趣味かの？」

？？２「あらあら大丈夫？運動不足じゃない？」

？？１「かもしれんの、それにしてもこの孺子．．．一体どこから？」

？？２「さっきまではいなかった．．．つまり光と共に現れたってことでしょ？さっきの占い通りね」

？？１「こやつが天の御遣いじゃというのか？」

？？２「確かに、今まで見たことの無い服を着ておるの」

？？１「連れて帰りましょう」

？？２「ほっ．．．かなり急じゃの。なにか理由でも？」

？？１「この子本物よ、私が保証するわ」

？？２「．．．．．．勘か？」

？？１「勘よ♪」

？？２「はぁ〜〜〜〜。○○殿の勘は神掛かっておるからの．．．しょうがない、儂が運んでやろうかの」

？？１「ありがと（それに私好みの顔してたし、あぁ、これから退屈しないですみそうね♪）」

二人は男連れて帰った．．．

――――暗闇？？――――

？？「どぅふふふふふ、今回のご主人様はますます私好みねぃ。しかも一番外史に適応しているわ。管理者として、楽しみにしてるわよん♪」

肉だるま『ぶるぅあぁぁぁあぁ！！！！』．．．もとい筋肉がガッシリとしたピンクの下着一丁のおとｋ『ふんぬーーーーーーーーーー！！』．．．もといジョセイが体をウネウネしながら呟く

？？「この外史では、幸せになってねぇん」

笑顔を作る？？。しかしその瞳の奥底には深い悲しみが混じっていた．．．．．．