忘れていた私の大切な人達
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私の声が聞こえていますか?私の声が届いてますか?

 

私の声がもし聞こえているなら返事してほしい、聞こえていますか。歌がもしもその誰かのために歌えるなら私は歌いたいな、声が聞こえてますか?

 

ミク「メイコさん、私には記憶が無いけれど、貴方はきっと私の中で今でも生きているんでしょうね。記憶として私がメイコさんのこと忘れてしまって、カイトさんのことも、私は記憶をなくしてしまったことが悲しいの。

 

泣きながら、女の子が隣にいる女性にたいして、甘えるように声にして、聞いていた。

 

もし記憶が戻らなくても、貴方は私の大切な妹だから、だから忘れないでね。私がここにいること、私が貴方に教えてあげる。私が貴方のこと覚えているから、どんなに忘れてしまっていても、私が貴方に教えてあげるから、だから泣かないでね。

 

優しい言葉が私には、少し悲しく聞こえてきた。でもそれ以上に彼女の優しさが私を包んでくれていた。ありがとうっていいたい、私は勇気を持っていってみることにした。

 

ミク「ありがとう、私ね いつかメイコさんのこと思い出すから、だからメイコさんも泣かないで、私は変ってしまったけれど、ここにいる私も私だから、いつかみんなの前で歌いたいの声にして、そうしていくことで、もしかしたら私が私を思い出すことになると想うの。

 

私のことで誰かが悲しむのがとてもつらかった大切な人、私が今生きているのも誰かの記憶が私の中で生きていたから、私たちの記憶の奥には元になった人達の記憶が重なって願われて、想われて沢山愛されて私たちができていった。

 

少しだけ私はわたしに近くことができた。

 

いつか想ってくれていた人たちを

 

思い出したいと想ったのでした。

 

説明
未来の世界をイメージして私なりに書いた小説です。モチーフにしたのは初音ミクさんですね。
ボーカのロイドが未来でどんなふうに生きていくのかなっておもってかきました。
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初音ミク ボーカロイド 小説 未来の世界 

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