真・恋姫†無双 笑ってはいけない学校12刻 4時間目
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4時間目

 

 

ガラッ

 

稟「4時間目を始めます」

 

華雄「稟ではないか」

 

雪蓮「せんせーが授業をするんですかー?」

 

稟「えぇ、私の得意分野ですので」

 

星「初耳だがな」

 

雪蓮「理科自体もでしょ」

 

稟「あら、曹操様は何をしているのでしょうか?」

 

華琳「誰も解いてくれないのよっ!」

 

稟「授業が始まっているというのに、遊んでいるなんて感心しませんね」

 

華琳「違うってば!?」

 

稟「そんな曹操様には罰が必要ですね」

 

華琳「!?」ビクゥッ

 

稟「ちょうど授業の内容と重なりますし」

 

稟「華琳様には教材になってもらいましょう」

 

華琳「!?」ビクビクッ

 

星「さて、どんな罰になる事やら」

 

稟「ふふっ。

 

稟「この時間は理科の授業です」

 

稟「自然の理に関する事、というのは朝言われたと思いますが」

 

稟「大きく分けて、その分野は4つになります」

 

華雄「4つ?」

 

稟「えぇ、1つは物理」

 

稟「この世の現象を論理的に分析し、新たな事象をも計算で導こうというものです」

 

雪蓮「現象?」

 

稟「例えば、なぜ木から果物は落ちるのでしょうか?」

 

星「それは……そういうものだからではないのか?」

 

稟「その通り、そういうものだからです」

 

稟「その根幹にあるものを学ぶのが、物理分野」

 

稟「次に化学です」

 

稟「例えば、水を熱すればいずれ蒸気となって消えていきます」

 

稟「何故でしょう?」

 

星・雪蓮・華雄「……」

 

華琳「……」ビクビク

 

稟「そして地学」

 

稟「この大地や、空の事を学ぶものです」

 

稟「最後に生物」

 

雪蓮「これは想像つくわ」

 

稟「どうぞ」

 

雪蓮「生き物に関する事でしょ?」

 

稟「その通りです」

 

稟「今日は、その中の生物について学びましょう」

 

星「これまでで一番まともな授業のように聞こえるな」

 

華雄「……油断は出来ないがな」

 

華琳「いいから解いてよっ!」モジモジ

 

 

 

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稟「さて、あらゆる生物の根源的な存在目的とはなんでしょう?」

 

雪蓮「そりゃ、子を成す事でしょうね」

 

稟「その通りです」

 

稟「獣や魚、虫、植物……そして当然我々人間も、その為に存在しているのです」

 

稟「まぁ、人間は文明というものを創りあげましたので」

 

稟「その目的も若干薄れていると言う事も出来ますが……」

 

稟「話が逸れましたね」

 

稟「では、どのようにして子どもが出来るか、ご存知ですか、華雄さん?」

 

星「ふむ」

 

雪蓮「あら」

 

華雄「えっ…」セキメン

 

華琳「……」シクシク(誰も解いてくれないので泣いている)

 

稟「華雄さん、真っ赤ですよ」

 

華雄「ううううるさいっ!」

 

稟「1時間目はスラスラと答えていたというのに」

 

華雄「あ、あれは((創作物|フィクション))だからだ!」

 

稟「いいから答えなさい」

 

華雄「アレだろう!?」

 

華雄「男と女が閨を共にしたら出来るのだろう!?」

 

稟「半分正解です」

 

華雄「半分!?」

 

華雄「ま、まさか……男どうしや、女どうしでも出来るのか?」

 

星「かはっwww」

 

雪蓮「ちょwww」

 

デデーン チョウウン ソンサク アウトー

 

星「それはwwwない゙っ!」バシッ

 

雪蓮「どんな勘違いよwww」バシッ

 

華雄「」ズーン

 

華琳「」メソメソ

 

稟「もちろんその行為がなければ出来ません」

 

稟「その先があるのです」

 

星「その先?」

 

稟「はい、まずは男女の身体の構造について説明しましょう」ピッ

 

ウィィィン

 

稟「まずは、この((白幕|スクリーン))を見てください」

 

白幕『Sausage & eggs』

 

華雄「!?」

 

星「ほぅ……」

 

雪蓮「あの形と大きさは……一刀のね」

 

稟「正解です」

 

華雄「何故お主らは平気なのだ!?」

 

華琳「」ウルウル(誰も構ってくれない寂しさで泣いている)

 

稟「通常、女性の中に入るのは、この棒状の部分です」

 

稟「しかし、最も重要なものは、この部分に入っているのです」

 

星「陰嚢だな」

 

雪蓮「はっきり言い過ぎよ」

 

稟「その通りです」

 

稟「俗に言う、キ〇タマですね」

 

星・雪蓮・華雄「ごふっwww」

 

デデーン チョウウン ソンサク カユウ アウトー

 

星「おww主wwwもwwwだwwwww」バシッ

 

雪蓮「そんな簡単に言える((性格|キャラ))じゃないでしょ!www」バシッ

 

華雄「きっ!www」バシッ

 

稟「ここに、いわゆる『子胤』というものが蓄積されています」

 

稟「しかし、その種だけで子を成す事はできません」

 

雪蓮「種って事は、畑も必要って事?」

 

稟「はい」

 

稟「では、次にこちらの絵です」

 

スクリーン『アワビ』

 

雪蓮「こうして見ると、色々と考えさせるものがあるわね」

 

星「アレは……」

 

華雄「どうした?」

 

星「アレはおそらく……桃香様のだ」

 

雪蓮・華雄「ふひっwww」

 

デデーン ソンサク カユウ アウトー

 

雪蓮「なんで!」バシッ

 

華雄「知ってるのだぁ!?」バシッ

 

星「先日、桃香様と愛紗と3人で、主に伽をしたからな」ナツカシイ

 

 

 

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稟「さて、この奥ですが、とても小さな卵があります」

 

星「卵?」

 

稟「はい、我々にも月のものがあるでしょう?」

 

雪蓮「あー、私って重い方だから嫌なのよねー」ハァ

 

華雄「私もだ…」ハァ

 

星「武人として、それはキツイな」

 

稟「話を戻します」

 

稟「毎月のそれは、その卵を新鮮なものに保つためにあるのです」

 

稟「中で子胤を出す事によって」

 

白幕『おたまじゃく』ニョロニョロ

 

稟「その胤が、卵に向かい」

 

白幕『1億のおたまじゃくしの競争』ニョロニョロニョロニョロ――

 

稟「その中のたった1つが、卵と結合するのです」

 

白幕『おたまじゃくしゴール』ワァァアアアアア――

 

星「……よくわからんな」

 

稟「さて、話は変わりますが」

 

雪蓮「なになに?」

 

稟「卵と結合して子が成されます」

 

華雄「いま習ったようにな」

 

稟「では、男女の性別は、どのようにして決まるのでしょうか?」

 

星・雪蓮・華雄「……」

 

華琳「」zzz(泣き疲れて眠ってる)

 

稟「それは、実はよくわかっておりません」

 

雪蓮「……まぁ、天運ともいうしね」

 

星「だが、帝の血筋は代々女系だぞ?」

 

華雄「それは……何かあるのだろうか」

 

稟「何かがあるのでしょう」

 

稟「俗説ではありますが」

 

稟「行為をする際の、女性側の興奮度合で決まるとも聞いた事もあります」

 

雪蓮「あら、それはおもしろそうね」

 

稟「という訳で、今日はその行為を幾つか検証してみたいと思います」

 

華雄「検証?」

 

星「ふむ、伽であれば主と楽しんでおるがな」

 

稟「知ってます」

 

稟「皆も一刀殿とあんな事やこんな事をして楽しんでいると思いますが」

 

稟「他の娘たちの伽を見ても、学ぶ事はありますよ」

 

稟「従って、今日は一刀殿の行動を追って」

 

稟「彼がどんな事をしてるのかを知ろうと思います」

 

星「楽しみだな」

 

雪蓮「私達のじゃない、ってところがね」

 

華雄「悪趣味だな、お前ら……」

 

稟「という訳で、最初はこの方です」

 

 

 

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白幕『3――』カタカタ(映画的なアレ)

 

白幕『2――』カタカタ

 

白幕『1――』カタカタ

 

『ん……』チュルッ

 

一刀「……あれ、朝か?」

 

一刀「あぁ、ちゃんとご奉仕しているんだな」

 

一刀「可愛いよ――――」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一刀「――――左慈」

 

星・雪蓮・華雄「ぶべらっ!?wwwwwwwwwwwww」

 

デデーン チョウウン ソンサク カユウ アウトー

 

星「いきなり過ぎであろう!?」バシッ

 

雪蓮「なんで((侍女|メイド))服着てるのよぉ!?」バシッ

 

華雄「キwwwモwwww過wwwwwwぎwwwwwwwwwww」バシッ

 

稟「あぁ、間違えました」

 

稟「これは于吉殿が術で作った、彼自身の願望です」

 

稟「いわゆる((寝取られ|NTR))ですね」

 

稟「本来の映像はこちらです」

 

雪蓮「この時間はわりと軽めだと思ってたんだけど……」ズーン

 

星「すべてこの為の布石だったようだな……」ズーン

 

華雄「これからずっとこんな調子なのか……」ズーン

 

稟「どうぞ」

 

白幕『――真桜の場合――』カタカタ

 

星「ふむ、真桜か」ワクワク

 

雪蓮「やっぱ道具とか使うのかしら」ワクワク

 

華雄「どのような((伽|プレイ))をしているのやら」ワクワク

 

華琳「そこはダメよぉ……」ムニャムニャ

 

 

 

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真桜『たいちょ、ここがええのん?』

 

一刀『あぁ、凄く気持ちいいよ』

 

雪蓮「うっわ、凄いくっきり見えるのね」

 

華雄「真桜が後ろから抱き着いているな」

 

星「もう少し遠くからでないと、何をしているのかわからんぞ」

 

真桜『まさか、たいちょーもコッチが好きやったとは』

 

一刀『ダメか?』

 

真桜『んーん、ウチも後ろ好きやし、えぇよ』

 

一刀『ありがとう、真桜』

 

一刀『他の奴らには、言ってもやってくれないからな』

 

雪蓮「後ろを責めさせているのね」フムフム

 

星「穴を撫でているのだろうか」フムフム

 

華雄「……」ジーッ

 

一刀『真桜、そろそろ……』

 

真桜『わかっとるて』

 

星「むっ、終わってしまうのか?」

 

雪蓮「もう少し見てたかったのにぃ」

 

華雄「……」ジーッ

 

一刀『真桜……』

 

真桜『動くで、たいちょ……』

 

星・雪蓮・華雄「えっ?」

 

ズームダウン

 

星・雪蓮・華雄「ごぷっwww」

 

デデーン チョウウン ソンサク カユウ アウトー

 

星「なっwwなんでwwwwww」バシッ

 

雪蓮「一刀がwwwwww」バシッ

 

華雄「入れられる側なのだぁ!?」バシッ

 

華琳「だから…鈍砕骨は入らないってばぁ……」ムニャムニャ

 

 

 

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白幕『――桂花の場合――』

 

華雄「むっ?」

 

星「桂花の分もあるのか」

 

雪蓮「あの娘は素直じゃないだけだからね」

 

雪蓮「皆にはバレないようにヤッてるんでしょ」

 

星「まぁ、こうして記録に残されてしまっているがな」

 

  『はぁ…はぁ……』

 

星「主の声だな…」

 

雪蓮「一刀ったら、興奮して物欲しそうな声を出してるわね」

 

華雄「……」ジーッ

 

一刀『まだ…ダメなのか……?』

 

雪蓮「何がかしら?」

 

  『何よ、口答えする気?』

 

星「桂花の声だな」

 

華雄「というか真っ暗だな」

 

華雄「灯りもつけずに行なっているのだろう」

 

稟「いえ、そろそろ映し出されますよ」

 

一刀『いや、そういう訳じゃ――』

 

桂花『というか、何よ、その口のきき方は!?』

 

桂花『アンタは自分の立場がまだわかってないの!?』

 

一刀『す、すみません…桂花様……』

 

ライトアップ

 

星・雪蓮・華雄「…………」シーン

 

稟「あ…あれ……?」

 

稟「あまり…反応してないようですが……」

 

雪蓮「だって…ねぇ?」

 

星「うむ、真桜のくだりから予想出来たのでな」

 

華雄「一刀が縛られてるところなど、面白くもないぞ」

 

稟「」ズーン

 

 

 

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雪蓮「……まだ((鐘|チャイム))が鳴ってないのに、先生が帰っちゃったわね」

 

星「ふむ、さきほどのは、おそらく稟の考えたネタだろうな」

 

華雄「そうなのか?」

 

星「あぁ」

 

星「それが、あれほど反応されなかったとなると」

 

星「さて、自尊心の高い稟の事だ」

 

星「居たたまれなくなってしまったのだろうさ」

 

雪蓮「難儀ねぇ」

 

華雄「それはいいとして」

 

星「む?」

 

雪蓮「なに?」

 

華雄「……コレ、どうする?」

 

華琳「ダメよ、一刀……私には生えてないんだからぁ……」ムニャムニャ

 

星「幸せそうな夢を見ているではないか」

 

雪蓮「でも、なんかムカつくわね」

 

華雄「というか、華琳を教材にするとか言ってなかったか?」

 

雪蓮「アレじゃない?」

 

雪蓮「一刀が縛られてたけど」

 

雪蓮「他の縛り方とかも教えようとしてたとか」

 

星「あぁ、稟ならば有り得るな」

 

雪蓮「それよりも、この娘」

 

雪蓮「この時間、1度も罰を受けてないわよ?」

 

星「……」

 

華雄「……」

 

星「それは、なんというか……」

 

華雄「あぁ…ズルいな」

 

雪蓮「という訳で」コチョコチョ

 

華琳「いやんっ……」ニュフフ

 

デデーン ソウソウ アウトー

 

星「くっ…」プルプル

 

雪蓮「あーあーあー」プルプル(口を開けて笑いを堪えてる)

 

華雄「ぐぅ…」プルプル

 

華琳「……えへへへ」ムニャ

 

ガラッ

 

美以「あれ、華琳が寝てるにゃ!?」

 

星「美以よ、思いっきりやってしまえ」

 

美以「いいにゃ?」

 

雪蓮「えぇ、おもいっっっきりに、ね」

 

美以「わかったにゃ!」スッ

 

華琳「むにゃむにゃ」

 

美以「にゃっ!!!」ブォン!

 

バッシィィィィィイイイイ!!!

 

華琳「ぎゃぁっぁあああああああああああぁあああああああああああああ!?」ガバッ

 

美以「また来るにゃ!」ガラッ

 

華琳「」プスプス

 

雪蓮「あらら、なんとも情けない格好ね」

 

星「尻だけ突き出して潰れておるな」

 

華雄「何かを入れてくれという((意思表示|サイン))なのか?」

 

星・雪蓮「ぐっw」

 

デデーン チョウウン ソンサク アウトー

 

星「不意打ち過ぎるwww」バシッ

 

雪蓮「やめてよ、そういうのぉ!?」バシッ

 

華雄「……すまん、先ほどの授業を引き摺っているようだ」

 

華琳「」

 

 

 

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キーンコーンカーンコーン

 

雪蓮「やっと終わったわね」ノビー

 

華琳「私、ほとんど記憶ないんだけど……」イタタタ

 

星「華琳殿はずっと寝ておったからな」

 

華雄「それより、今回はネタが少なくなかったか?」

 

雪蓮「稟が途中で帰っちゃったしね」

 

星「あるいは(( 天 の 意 思 |書き手の怠慢))やもしれぬな」

 

華雄「ふむ、天とて疲れる事もあるからこそ、曇りの日があるのだろう」ドヤッ

 

華琳・星・雪蓮「……」

 

華雄「な、なんだ……?」

 

華琳「全然おもしろくないんだけど」

 

星「そのドヤ顔がムカつくな」

 

雪蓮「てか、ちょっとニヤけているんじゃない?」

 

華雄「そ、そんな事はないぞ!?」

 

雪蓮「ちょっと、審判!」

 

雪蓮「ちゃんと見なさいよ!」

 

華雄「ちょ――」

 

デデーン カユウ アウトー

 

華雄「――な゙ぁ!?」

 

華琳「ほら、さっさとお尻を出しなさいよ」

 

星「罰はちゃんと受けねばな」

 

雪蓮「自業自得よ」

 

華雄「貴様、ら゙っ!?」バシッ

 

華琳・星・雪蓮「あっははははははははは!」

 

デデーン ソウソウ チョウウン ソンサク アウトー

 

 

 

説明
休憩回。

絵がないとやっぱおもしろくないな。

どぞ。
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コメント
于吉の妄想wwwwやめテ!稟のライフはもうゼロよ!!wwww(海平?)
憐れ稟www まぁ彼女の専攻は妄想学ですからね(笑) ・・・左慈の下りで笑わなかった奴いるんだろうか?(happy envrem)
稟のライフがゼロに・・・w(暇神(ヒマジン))
稟ちゃんオチが甘いよww(あるるかん)
またレアな格好に・・・(アーマイル)
左慈くんの登場には爆笑wwwwwさて、于吉は別口でバツを受けるんでしょうねww(ミドラ)
もう単品作品として出ないかな?www(デーモン赤ペン)
李典がはははははは デデーン アサシン アウトー アサシン「もういやだっ!」バシィ!(アサシン)
あわれ華淋。縛られた上、いじっても貰えないなんて…まるで白蓮じゃないか!(ロンリー浪人)
華琳様、幸せそうな夢を見てましたね。(summon)
まさかの左慈くん登場ww 今頃、ホモ眼鏡を折檻してるところでしょうか?ww(神余 雛)
`;:゙`;:゙;`(゚Д゚*)ガハッ(一丸)
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