殺人鬼の兄弟は異世界を旅する
[全2ページ]
-1ページ-

 

 

 

 翌日、俺達は朝の五時に目が覚めた。いつも通りの時間だ。

 

「さて、異世界だとて訓練は欠かす訳にはいかないだろう」

 

「ああ、その通りだよ兄さん」

 

 そして近くにある広場で俺達は『七ツ夜』を構えて対峙していた。

 

「今日も良い天気だ」

 

「まったくだよ」

 

 互いに軽口を言いながらお互いの眼を見て言う。

 

「「さあ、殺し合おう」」

 

 そこで始まるのは鍛錬という名の殺し合い。俺達にとってコレが普通なのだ。ある程度手加減して、でも本気で殺そうとする。

 

「斬刑に処す」

 

 志貴が『閃鞘・八点衝』で斬撃を飛ばし、桜鬼は『閃走・水月』で回避。

 

「蹴り穿つ……!」

 

 桜鬼は志貴の懐に潜り込み、『閃走・六兎』で蹴り上げる。志貴はそれをバックステップで回避。

 

「蹴り砕く……!」

 

 志貴は反撃に水平に、真っ直ぐな蹴りを放つ『閃走・一鹿』で襲撃。

 

 志貴はそれを紙一重で躱し、七ツ夜を走らせる。俺も同じように七ツ夜で迎撃。

 

 そんな殺し合いが数十分間続いた。そして時を止めたように俺達は動きをを止めた。

 

「ここまでだ」

 

「そうだな。勿体ないくらい惜しいが……ま、メリハリは付けないとな?」

 

 別にお互いがどちらか死ぬまで続けるつもりは無い。これはあくまでも鍛錬なのだから。

 

 そして俺達は部屋へ戻り、汗を流した。

 

 

 

 朝食を取り終え、買い物に出掛ける。食料と衛生道具、衣服類等を買った。

 

「必要な物はこれで全部か?」

 

「ああ、買い忘れは無いよ、兄さん」

 

 そして買い物からの帰り道……俺達は奇妙な出会いをした。

 

「ん? ……猫?」

 

「兄さん? ……って、猫が倒れているな」

 

 道ばたに猫が二匹倒れていたのだ。しかも血を流して。

 

 ―――ドクン

 

「血を流して真っ赤だが……白猫のようだ。それと黒猫も」

 

「裂傷……か。こんなか弱い白猫に随分酷い事をするもんだ。……ところで兄さんも感じたかい?」

 

「ああ……普通じゃないな、この猫達」

 

 退魔衝動が起きたのだ。ならば、ただの猫で無いことは明白だ。さてどうするか……。

 

「どうするんだい、兄さん?」

 

 とりあえずしばらくは様子見でもするか。もしかすると使えるかもしれないしな。

 

「治療する」

 

「使えるようであるなら手懐け、ダメなら殺す……って事か」

 

「……」

 

 俺は志貴の言葉に無言で返答した。

 

「ま、兄さんがいいなら俺は構わないよ」

 

「なら連れて行こう」

 

 そして俺が白猫、志貴が黒猫を抱えて部屋に戻った。

 

 

 

 

 

 

「ようきたの、桜鬼君に志貴君」

 

 俺達は猫を治療し、約束の場所まで赴いた。そこには数十人の教師や生徒と思われる人達が居た。学園長曰く、全員でないらしい。細かい意味では違うが、

 俺達のように退魔師を生業とする人もいるらしい。髪が長くメガネを掛けた女性教師がそうだと学園長が言っていた。もう一人退魔師がいるようだが今日は来てないそうだ。

 ま、どうでもいい話だったな。

 

「紹介しよう。彼等が新しく我々の仲間になる七夜桜鬼君とその弟の志貴君じゃ」

 

「七夜桜鬼だ」

 

「同じく弟の志貴でございます。どうか一つよろしくお願いします」

 

 俺は素っ気なく、志貴は仰らしく言い放った。

 

 もとより俺達は一匹狼。仲間など必要も無いしいるだけで邪魔になると思うから馴れ合いはしない。そもそも俺は依頼を受けるとは言ったが、

 仲間になるとは言っていない。そこの所を学園長は理解しているのだろうか?

 ま、別にどうでもいいか。

 

「学園長、その……彼等の実力は確かなのでしょうか?」

 

 すると、若い教師が心配そうに言った。かなり若いな。

 

「なに、心配せんでもよかろう。なにせ彼等はあのエヴァンジェリンを倒したのじゃからな」

 

「「「「「「なっ!?」」」」」」

 

 学園長の言葉にここにいる全員が驚愕する。

 

 そんなに驚く事なのか?

 

「し、しかし! まぐれという事はないのですか!?」

 

 そして俺達と同い年ぐらいの金髪を腰まで伸ばした少女が食い下がる。

 

 ふむ……少し見せてやろうか?

 

「……志貴」

 

「了解」

 

 俺は志貴に合図すると、肩を竦めて我が弟は答えた。そして俺の視界から一瞬で、音も無く志貴が消えた。

 

「なっ!?」

 

 そしてさらに言おうとした少女の真後ろに現れ、首筋に七ツ夜を当て微笑みながらこう言った。

 

「お嬢さん、ご心配して頂けるのは大変嬉しく思いますが、私めと我が兄の実力は本物でございます。ので、その綺麗なお口を少々閉じていただけませんか? いえ、別に続けてもらっても私めは一向に構わないのですが……そうなるとその美しいお体に紅い華が飾られることになりますが?」 

 

「っ!?」

 

「なっ、瞬動術!?」

 

 その言葉で少女は黙り、同時に恐怖を感じた。さらに周りも驚愕する声が上がる。

 

 いつ、どうやって自分の背後を取ったのか……そう思っているのが目に見えて分かる。 そして志貴の言葉からは冷たいモノを感じ、彼の顔に張り付いた笑顔に恐怖したのだろう。

 

「これこれ志貴君。そのくらいにしといてくれんかの? 彼女が怯えておる」

 

「これはこれは大変失礼致しました。あまり信用されていなかったようなので少しだけ実力というものを見せたかったのですが……怖がらせてしまったのならば申し訳ありません、美しいお嬢さん」

 

 志貴はそう言うと七ツ夜をポケットに戻してまた俺の隣へ一瞬で移動した。

 

「これで皆も納得したじゃろう? 言い忘れておったが、彼等は退魔師じゃそうだ。一応夜の見回りや広域指導員でもしてもらおうかと思っとる」

 

 ……広域指導員? なんだそれは?

 

 俺はその単語を学園長に聞いた。簡単にまとめると暴れている生徒を沈め……もとい、鎮める為の警備員のようなものらしい。さらにある程度の暴力すら認めているらしい。教育委員会やPTAが聞いたら卒倒するだろうな。この世界の学園は皆そうなのか?

 

「それでは本日はこれで解散とする」

 

 どうやら今日は顔合わせが目的だったようだ。まったく……あまり人と関わるのは苦手なんだがなぁ。

 

「ああ、それと桜鬼君と志貴君。序でと言ってはなんじゃが、女子寮の管理人もやって貰いたいのじゃ。なに、管理人といっても大してやることは無いぞい。精々壊れた電球を取り替えるぐらいじゃ」

 

 それでいいのかおい!? 管理人がそれでいいのか!?

 

「序で、とか言ってますが……最初っからやらせるつもりだったのでしょう?」

 

「細かい事を気にするでない」

 

 細かいのか?

 

「……ま、構いませんが。で、指導員の時は適当に見回ればいいのですね?」

 

「うむ。それと見回る時はこの腕章を付けておいとくれ。それと服装は……その制服で構わんぞい」

 

「分かりました。ではこれで……」

 

 俺と志貴が帰ろうとして歩き出した。が、俺は思い出したように足を止めて学園長に振り返った。

 

「ああそれと、退魔関係は俺達二人で十分ですから、あまり俺達に人を同伴させないでください」

 

 俺はそう言うと今度こそ部屋に戻った。

 

 猫達は目が覚めたかな……?

 

 

 

 

 

 

 

「ふむ……想像以上の子達じゃな」

 

 わしが彼ら兄弟を紹介するために呼んだのじゃ。兄の桜鬼君は相変わらず無愛想な感じで、弟の志貴君は……なんというか大袈裟な感じで挨拶した。

 

 ま、それはいいのじゃ。問題は高音君が彼の実力を疑った事が始まりじゃ。

 

 桜鬼君が志貴君の名前を呼ぶと、志貴君は何かを察したのか、答えると姿を消したのじゃ。

 

 気がつくと高音君の背後におり、首筋にナイフを当てていたのじゃ。

 

 驚いた。まさかその歳で瞬動術をマスターしていたとは……。そして彼が高音君に囁くように呟いた言葉。その言葉とは裏腹に冷たい瞳が高音君を射殺さんとしていた。

 

 冷たく、そして慈悲に満ちたかの様な瞳で震え上がるような殺気を出す……一体どんな体験をしたらああいう事ができるのだろうかわしには判らなんだ。

 

 いや、そもそも本当に殺気を出していたのだろうか? ただ、あの瞳に本能的に恐怖を感じた様な気がするのじゃが……。

 

「もしかすると、わしはとんでもない人物を引き込んでしまったのではないだろうか……?」

 

 わしは二人が去って行った道を見てそう呟いた。

 

 

 

 

-2ページ-

 

 

 

 

「これはまた……予想外だ」

 

「俺も流石にこれは予想できなかったよ、兄さん」

 

 俺達は驚いた表情で互いに呟いた。

 

 それは目の前に白い服を着た女の子と黒い服を着た女の子が俺と志貴の布団で寝ていたからだ。

 

 もちろん俺にそんな趣味は無いし、ヤってもいない。身に覚えも無い。

 

 ふむ、昨夜の出来事を思い出してみよう。

 

 俺達は昨日の顔合わせから部屋に戻ると猫達が目を覚ました。白は俺と、黒は志貴と目が合った。そして黒と白の猫が互いを見つめると驚いた雰囲気をして自分の身体とお互いを見比べる。

 そして確か……俺がこう言ったんだっけか?

 

「今朝、お前達が怪我しているを見つけたから治療した。俺が白と志貴が黒を、な」

 

 そう言うと猫が首を傾げた。そして俺達は風呂に入り、序でに猫も洗う為に風呂へ入れた。なんだか激しく白猫が抵抗していたが、身体にいくつか犠牲(ひっかき傷)を払って何とか

 洗うことができたが、白猫はなんだか意気消沈していた気がする。湯あたりしてしまったのだろうか? 因みに、志貴も被害にあったらしい。

 

 そして餌を与え、幾ばくか戯れた後に床に就いた。その時に白猫が俺の布団に潜り込んで来たので一緒に寝たのだ。

 

 回想終了。

 

「もしかして、あの黒猫と白猫じゃないか?」

 

「ああ、すっかり忘れていたが、こいつら妖魔だったな」

 

「……あ。……俺も忘れてたよ兄さん。つい普通の猫として接してしまっていたよ、ははっ」

 

 ははっ、じゃないだろうに……。まあ、悪意や害があるわけじゃ無かったのも確かだが。

 

 そして最初に目覚めたのは黒い服を着た女の子……恐らく黒猫だろう、だった。

 

「…………」

 

 黒い服を着た女の子……もうクロでいいや。クロが志貴をジッと見つめている。まるで卵から孵った雛のように。

 

「おはよう、眠り姫様。ご機嫌は如何かな?」

 

「…………(コクッ)」

 

 クロは志貴の言葉に頷いた。多分、大丈夫だと言っているのだろう。っていうか、クロは無口なんだな。

 

「ふむ、どうやら寡黙なお姫様らしい。君の名前を教えてくれるかい?」

 

「…………」

 

 クロは辺りを見回して何かを探していた。そして白い服の女の子、シロを見て指を指した。

 

 ……こいつに聞けと言う事か?

 

「ん……んみゅぅ……」

 

 ところが俺が起こそうとするとシロが目を覚ました。

 

 そして俺と目が合う。

 

「…………」

 

「…………」

 

 どうやらシロは思考がフリーズしているようだ。俺を見て固まったまま動かない。

 

 うむ、とりあえず。

 

「……おはよう?」

 

 と言っておく。

 

「え? あ、おは……よう?」

 

 と答えた。

 

 ふむ、こちらはどうやら寡黙では無いらしい。意思疎通がやりやすくて安心した。

 

「で、お前は昨日拾った猫で間違いないか?」

 

「そ、そうよ」

 

 ふむ、これでやっと確証が得られた訳だ。本当にシロとクロは昨日の猫だったんだな。

 

「ではシロ―――「誰がシロよ!?」ふむ、じゃあ名前は?」

 

「……名前ぐらい覚えときなさいよ。……レンよ」

 

「ではこちらの黒い服を着たお姫様の名前を教えてくれるかな、レンちゃん?」

 

 志貴がクロの名前を聞いた。

 

「……レンよ。私と彼女は同じ存在。あの子の使われない部分が具現化したのが私。私とあの子は二人で一人。だから私もレンであの子もレンよ」

 

 使われない部分が何かは判らないが……所謂二重人格のようなものだろうか? もしくは善と悪といったものか?

 

「まさか殺された相手に助けられるとはね……」

 

 ん? 俺が殺した……? どういうことだ?

 

「俺はお前を殺した覚えはないのだが?」

 

「ちょ!? 自分が殺した相手ぐらい覚えておきなさいよ! っていうか、私は貴方に殺されたのよ! 忘れたとは言わせないわ!」

 

 えぇ〜……? 本当に殺した覚えは無いし、面識すら無いのだけど?

 

「……本当に覚えてないの、|志貴《・・》?」

 

「……ん?」

 

 こいつ、今俺の事を志貴と呼んだか?

 

「いや、俺は志貴じゃないぞ?」

 

「え?」

 

「志貴はあっち。そして俺は志貴の兄、七夜桜鬼だ」

 

 俺は黒レンを猫じゃらしで遊んでいる志貴を指さして言った。……って、おい志貴。お前、どこから猫じゃらしを持ってきた?

 

「え……えぇええーーー!?」

 

 うるさい叫ぶな。一体何を驚いているんだ?

 

「ちょ、ちょっとどういうことなの!? ってか、志貴に兄弟なんていたの!?」

 

 ふむ、どうも話がかみ合っていないというか何というか……。

 

 もしかして俺達の居た世界の並行世界から来たとか?

 

「レン、多分お前の知っている志貴は違う世界の志貴だ」

 

 そして俺はレンに今までの事を説明した。

 

 

 た だ い ま 説 明 中 

 

 

「まさか本当に神がいるなんて……」

 

「信じるも信じないのもお前の勝手だが、現実を受け止めた方が良い」

 

 転生や神のことを説明するとレンは驚愕していた。だが、現に自分が体験しているので信じざるを得ない。っていうか、信じて貰わないと話が進まない。

 

「……そうね、信じるわ。なら……桜鬼! 契約して私を使い魔にしなさい!」

 

 ふむ、また話がぶっ飛んでいるな。だがまあ、俺にとっても好都合だ。元々そのために助けたのだからな。

 

「いいぞ。だが、契約の仕方は知らないのだが?」

 

「契約と言っても簡単な事だから桜鬼はそのままにしてて」

 

 そしてレンが座っている俺と向き合う。そして顔がどんどん近づいて…………え?

 

「んっ」

 

「んんっ!?」

 

 俺は唇を奪われた。

 

 な!? キス……だと!?

 

「ん……これで契約は完了よ」

 

 俺の……ファーストキスが…………こんな見た目幼女なレンに奪われるなんて……。

 

 だ、だが確かに契約は完了したみたいだ。俺とレンが繋がったように感じるのはそのせいだろう。

 

「ん〜……えいっ!」

 

 俺がテンパっているとレンが俺に飛びついて来た。

 

「うおっ!?」

 

「うふふ……これで貴方は私のご主人様よ、桜鬼。これからよろしくね?」

 

 そう言ってレンは嬉しそうに頬ずりをしてきた。

 

 ……倫理的に大丈夫なのだろうか? 今更だけど……。

 

 志貴を見ると、志貴も黒レンと契約したみたいだ。そしてかなり驚いている。

 

 ま、そんなこんなでレンを使い魔にしたのだった。

 

 

 

 

「そう言えばレンって女の子だったんだよな」

 

「え? そうだけど、どうしたの?」

 

「いや、初めて会ったときは猫だったからかなり驚いた」

 

「あー……そうね。確かに猫の姿だったわね」

 

「だから風呂に入る時、激しい抵抗をしたのか?」

 

「なっ!?」

 

「そういえば、レンは今服を着ているが……猫の時てもしかしてはだk―――「忘れなさい!」うお!?」

 

「忘れなさい! 今すぐに!」

 

「ま、待てレン! その氷柱はシャレにならんぞ!? っていうか何処から取り出した!? あ……そんなに言うってことはもしかして?」 

 

「う、うるさーーい!!」

 

「うおおおお!?」

 

 

「兄さん達は随分賑やかだな」

 

「…………。(コクリ)」

 

 

 

 

説明
第二話 白猫と黒猫
総閲覧数 閲覧ユーザー 支援
3049 2865 5
コメント
相変わらずのカオスで安心しましたか?w(クライシス)
わ〜い、月姫ではレンが1番お気に入りなのでこれはうれしい!つかここ数日tinamiみにこれていなかったらいっぱいお話増えてるよw(氷屋)
え?カレイドルビー?あ、死んだ。巻き込まれて……俺し、ガハッ(蒼崎夜深)
ちょ!? ルビーはマジヤバイからダメですってww(クライシス)
宝石翁が来るのなら、カレイドルビーも来る可能性が!?…変身者(と書いて犠牲者と読む)はちうに決定ですねwww(ディアーリーズ)
「出さないと容赦しないわよ?」 勘弁して下さい青子さん!無理なものは無理で「ごあんなーい!」ぶべらっ!?(クライシス)
レンだと?しかも両方……私もアルクやシオンあたりが来るかと思ってたよwww   はっちゃけ爺さんもとい宝石翁が来るなら一緒にアオアオも来そうだn(スヴィア・ブレイク・スライダー!)オウフ…(Unknown)
いやぁ、アルクさんはちょっと危ないので……。っていうか、この志貴は原作と違ってアルクとは知り合ってませんのでw まあ、別の世界から連れていてもよかったのですが……。っていうか、これならハッチャケ爺さんも来るかもしれない……かな?(クライシス)
レンだー!アルクェイドが来るかと思っていたのに…。Fate/EXTRAでやったみたいに空間に穴あけて「志貴は私のよーーー!!!」みたいなwww(ディアーリーズ)
白レンはとてつもなく可愛いです!!(クライシス)
なんと!!レンだーーー!(蒼崎夜深)
タグ
転生 直視の魔眼 殺人鬼 月姫からネギま!へ 宝具 原作崩壊 七夜一族 チートだと思います 

クライシスさんの作品一覧

PC版
MY メニュー
ログイン
ログインするとコレクションと支援ができます。


携帯アクセス解析
(c)2018 - tinamini.com