恋姫 華陀紀行172
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 どうやら、いつの間にか紫苑は、この辺りの太守になっていたようです。

 

 

 あれから、色々あったんですね・・・こちらのことばかりで、紫苑のことを聞いてもはぐらかされます。

 

 

「さあ、今日はここにお泊まりください」

 

 

 確かに時刻は既に夕刻です。

 

 

 中央のことを聞いておいた方がいいでしょう。

 

 

 なんか、お偉いさんが死んで、その影響で反董卓連合にまで及んだはずです。

 

 

 その情報を得なければなりませんね。

 

 

「では、一泊させていただく」

 

 

 一泊くらいなら、許容範囲内です。それで情報が得られるのであれば、なおよしですよ。

 

 

「一泊と言わず、ずっと居ていただいて構いませんよ?」

 

 

 いやいや、ちょっと命を救っただけで、それはやりすぎでしょう。

 

 

 一泊と情報だけで十分なんですよ。

 

 

「そんな訳にもいかない。俺には行くべきところ・・・いや!やるべきことがある!」

 

 

 超メインイベントである、葵救出作戦が待っているんです!

 

 

 行かないわけには参りません!

 

 

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 情報を得るために、屋敷へと泊まったわけですが・・・。

 

 

「まてーー!!!」

 

 

「たすけてにゃ〜〜〜」

 

 

 俺の周りを『どたばた』と走り回っている人?が二名。

 

 

 紫苑に促されて、食事の席にて紹介されました。

 

 

 璃々だそうです・・・。

 

 

 と言うか、それ真名でしょう?

 

 

 いきなり、言ってもいいんですか?

 

 

 普通、黄なんたらでしょうに・・・と思っていたら、続けて答えてくれました。

 

 

 黄叙と言うのだそうです。

 

 

 そちらを先に言うべきですよ紫苑。

 

 

 そのあとは、璃々がシャムに興味を持ち・・・。

 

 

 あの尻尾ですね、俺も興味があります。

 

 

 そして、それを探るべく璃々がシャムを追いかけ回している状況です。

 

 

 確かにあれは本当に気になるところですが、紳士な俺は、無理に見たりしません。

 

 

 尻尾に気が通っているので動かせることは分かるんですが・・・。

 

 

 武器に気を通わせることが出来る人もいるし・・・。

 

 

 謎です。

 

 

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 結局、二人とも疲れて、俺の膝の上で寝てしまいました。

 

 

「あらあら、寝てしまいましたわね」

 

 

 子供の体力は恐ろしいものがありますね。

 

 

 夜も結構更けてしまいました。

 

 

 俺もそろそろ寝たいですが、情報を得なければなりません。

 

 

「紫苑に聞きたいことがあるんだが構わないか?」

 

 

「ええ」

 

 

 ・・・・・・・・・。

 

 

 なぜ、中央の情報を得ようとしただけなのに、不機嫌になるんです?

 

 

 機嫌を取るために何故か晩酌しております。

 

 

 どうやら、霊帝が最近亡くなったみたいですね。

 

 

 もしかしたら、この件であの時七乃は、俺を捕まえようとしたのかもしれません。

 

 

 まあ、今さらではありますが・・・。

 

 

 まあ、何進将軍?が死んでないという情報だけでも十分でしょう。

 

 

 頑張って生き残れとしか言えませんね。と言うか、時間を稼いでほしいものです。

 

 

 ・・・・・・・・・。

 

 

 翌朝の朝食にて、璃々が俺のことをお父さんと呼び始めました。

 

 

 父親には生まれてから会ったことが無いそうです。

 

 

 そう言えば、昨日紫苑が璃々を生む際に、ここの州牧の世話になったとか言っていた気がします。

 

 

 その時には父親は、既にいなかったようです。

 

 

 璃々に関しての呼び方については、相手・・・俺の真名を呼ぶにはまだ幼すぎるかも知れませんので、好きに呼ばせることにしました。

 

 

 シャムも、紫苑に懐柔されてしまったようです。

 

 

 紫苑の胸に抱きついています・・・。

 

 

 くっ・・・うらやまけしからんやつです。

 

 

 取り敢えず情報は手に入れたので、ここを発ちましょう。

 

 

 目的地まで、どれくらいか行ったことが無いので、不明なところが心配ですが・・・。

 

 

説明
本作品は華陀への転生ものです。
【注意事項】
素人の書きなぐりです。
はっきり言って自己満足なだけのものです。
一応昔に恋姫はしたことありますが、うろ覚えですので、改変が多々あると思います。
また、不愉快に感じる場面も多々あると思われますので、その時点で読むことをやめるのをお勧めします。
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コメント
いざと言う時は袁家(美羽の方)を頼れとか言っとけばいいのに。(陸奥守)
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オリ 恋姫†無双 素人 華陀 紫苑 璃々 

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