真恋姫無双〜北郷家伝〜
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 この作品における一刀の家族構成は原作と違います。また各人の能力は、軽くチートです。それでもよい方だけお読みください。なお、今回はかなり内容が荒れているため、読んで不快な思い及び、ひどい悪夢を見ても一切責任を取りませんのであしからず。

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 さて、意外な人物の乱入により場が(意図的に)混乱したのだが、ようやく落ち着きを取り戻し、いよいよ本題にはい・・・。

 

刀信「今晩はもう遅い、明日の朝食後話を聞くとしよう。」

 

・・・・確かに、もう午前0時前ですものね。刀信の決定により翌日に持ち越す事になった。余談だが、左慈と于吉は道場で寝る事になり、布団は一組(一刀の計らい)しかない。このことを聞いた左慈はまた悲鳴を上げるのだった。

 朝食後

 

一刀「さて、いったい何のようだ?」

 

左慈「俺たちが来た理由それは。」

 

于吉「あなたに伝えねばならない事があるからです。」

 

一刀「・・・・・彼女たちの事か?」

 

于吉「その通りです。」

 

一刀「何があった。」

 

左慈「その前に・・・。」

 

そういうと彼らは、一刀達から一歩下がってそして・・・・・。

 

左慈・于吉「「すんませんでしたーーーーーーー!!!」」

 

do☆ge☆zaした。

 

一刀「・・・・・なにやった?(^^)###」

 

 一刀は、ニコニコ顔で青筋を立てていた。

 ここからは、ナレーションで説明を行います。なぜ、左慈たちの説明を載せないのかと言うと・・・左慈は嘘の説明をしなければならなかったため、真実は、以下の通りです。

 一刀があの外史で行った事、それは各勢力による天下統一である。そのため、あの外史は一刀によって沢山の可能性とそれを選ぶ事によって引き起こされる事態に対する対処法などを外史自身が学習したのである。それから一刀が自分の世界に帰った後、外史は正史の流れを無視して、自分自身の歴史の流れを作るようになった。つまり、あの世界は外史でありながら正史と同じ存在になったのである。こうなると困ったのが、剪定者と否定派である。彼らは何とかして外史を消そうとしたのだが、強大なまでに膨れ上がったあの世界は外からでは手の打ちようがなく、また、内側に入ろうにも結界のような物のせいで、力の弱い管理者は弾かれてしまい、力のある管理者は入れたとしても一刀(初期)と同じぐらいの力しか出せず(この事に関しては、おそらくあの世界は外部のものを一刀基準で考えているふしがある。)最初の賊三人イベントで即殺あるいは、真名イベント及び自己紹介イベントで大抵の者はそこで脱落、仮にそこを突破しても恋姫達とのコミュニケーションがとれず脱落するなど、悲惨な結果に終わった。

 こうなるともう見守る事しか出来なくなったのだが。ここでおかしな現象が起こり始めた。最初は、魏・呉・蜀による天下三分の計までつつがなく到達するのだが、そこまで行くと各勢力から不可解な淀みが起こり黄巾の乱まで戻ってしまうのである。この現象は一刀が統一した後起こったものと同じ傾向なので、管理者たちはその影響だろうと最初は思ったらしい。しかし、何回か繰り返されると今度は赤壁の戦い突入前に同じ現象が起こり始め、反董卓同盟結成前、黄巾の乱でも起こり始め、ついには止ってしまったのである。

 ここまでくると管理者たちのトップは調査を行う事にしたのである。そこで選ばれたのが、肯定派からはおなじみ漢女2人と否定派からは左慈・于吉の計4人である。4人は、銅鏡を使いあの世界に入る事にした。止まってしまった世界に入った4人はそれぞれの状態と場所に驚いた。まず状態だが、身体能力は武人どころか一般市民並で何より漢女が服(普通の男物の中華服)を着ていたのだ。さらに場所は、荒野ではなく泰山(無印のラストステージ)だった。しかし、事態はこれだけではすまなかった。なんと全ての恋姫たちが完全武装して包囲していたのだ。神仙の状態なら何とかなったかもしれないが、今の戦力は一般市民。とても敵わないと思った4人は、抵抗できずに捕縛されてしまう。なぜこうなったのか、ここにその時の会話が記録されている。

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左慈「これは何のまねだ!!!」

 

華琳「あら、見てわからないかしら?尋問の準備をしているのよ。」

 

左慈「何で尋問されなければならん!俺達があんたに何をしたというんだ!」

華琳「フフフフフフフ、アハハハハハハハハ。何をしたかですって?覚えてないの?そこの于吉は、私を操りあなたは、ワタシタチノアスルヒトヲコロソウトシタジャナイ。」

 

お気づきの方もいたかもしれないが、ただ今、滅びの覇王様(病琳ともいう)降臨中です。

 

左慈「なぜそのことを!?まさか!記憶があるのか?」

 

華琳「記憶?キオク・・・・。ドンナキオク?アイスルアノヒトニケンヲムケテルキオク?ソレトモ、アノヒトガマンゲツノヨルニキエテシマウキオク?ドレ?ドレ?ドレ、ドレ、ドレ、ドレ、ドレ、ドレ、ドレ、ドレ、ドレ、ドレ、ドレ、ドレ、ドレ、ドレ、ドレ、ドレ、ドレ、ドレ、ドレ、ドレ、ドレ、ドレ、ドレ、ドレ、ドレ、ドレ、ドレ、ドレ、ドレ、ドレ、ドレ、ドレ、ドレ、ドレ、ドレ、ドレ、ドレ、ドレ、ドレ、ドレ、ドレ、ドレ、ドレ、ドレ、ドレ、ドレ、ドレ、ドレ、ドレ、ドレ、ドレ、ドレ、ドレ、ドレ、ドレ、ドレ、ドレ、ドレ、ドレ、ドレ、ドレ、ドレ、ドレ、ドレ、ドレ、ドレ、ドレ、ドレ、ドレ、ドレ、ドレ、ドレ、ドレ、ドレ、ドレ、ドレ、ドレ、ドレ、ドレ、ドレ、ドレ、ドレ、ドレ、ドレ、ドレ、ドレ、ドレ、ドレ、ドレ、ドレ、ドレ、ドレ、ドレ、ドレ、ドレ、ドレ、ドレ、ドレ、ドレ、ドレ、ドレ、ドレ、ドレ、ドレ、ドレ、ドレ、ドレ、ドレ、ドレ、ドレ、ドレ、ドレ、ドレ、ドレ、ドレ、ドレ、ドレ、dore?」

 

管理者4人「「「「ビクビクビクビクビクビクビク」」」」

 

 ・・・・・・・かなり深い病姫が降臨中のようだ。

 

桃香「華琳さん、落ち着いてください><。そんなんじゃ目的が果たせないじゃないですか。」

 

雪連「そうよ華琳。少しは落ち着きなさいよ!」

 

 まともな2人に安堵する、男?4人。しかし

 

雪連「そ・れ・に、タッタ4ニンシカイナインダカラ。」

 

桃香「そうですよ、ワタシタチノブンノコシテクダサイネ?」

 

男?4人「「「「・・・・・・・」」」」

 

 どうやら逃げ場は無いようだ。よく見なくても恋姫達の目は異常なまでに暗く、発してるオーラは黒く周りの景色を歪めている。

 

華琳「それもそうね。じゃ単刀直入聞くわ。一刀は何処?」

雪連「ああ、下手な嘘はやめてね?スリツブシタクナルカラ。」

 

桃香「羅馬、エジプト、倭国、それから海の果ての大陸・・・・。昔ご主人様が言っていた世界が丸いって言う意味がようやくわかったよ。モットモ、モウソコニハダレモイナイケドネ?」

 

貂蝉「ま、まさか世界一周しちゃったの!?どうやって!?」

 

華琳「私たち皆記憶もちよ?カズトハドコ?」

 

雪連「赤壁の戦いの後、それぞれの国に帰り富国強兵政策を行っていた私達は、ある日突然一刀の記憶を思い出したの。」

 

桃香「そして、皆で集まって会議を開いたの。デモ、サイショハカイギニナラナカッタケドネ。」

 

雪連「トウゼンデショ。ホカノコガカクシテルカモシレナイシネ。」

 

華琳「ソンナコトヨリ、カズトハドコ?」

 

 隙を見て、道術で逃げようとするが、術が発動しない。

 

雪連「于吉〜。道術は使えないわよ。まぁ、華琳も落ち着いて。あとは、そちらでもわかっていると思うけど、記憶を取り戻すたびに一刀を探したわ~。でも途中で、記憶を取り戻すタイミングがだんだん早くなってきたの。」

 

桃香「そして、表面的に戦っている振りをして。こっそり、真桜ちゃんに蒸気船なんかを作ってもらったの。ご主人様がその話をしていた記憶を頼りにね?」

 

華琳「あなたたちが記録している淀みは、私たち三王の誰かが、この大陸とは別の場所で死んだり、海難事故などで全滅したなど。とにかく、歴史が進められない状態になったとき起こったものよ。今回は、世界一周なんてしなかった。そんなことしてもこの世界には、一刀はいないのだから。」

 

愛紗「そんな時、ある記憶が私たち一部の者たちによみがえってきた。」

 

星「そう、その記憶では主が桃香様の代わりをしていて、ここにいる大半の者がいない世界。」

 

連華「そう、冥林が裏切り絆が断たれた呉の記憶。」

 

秋蘭「華琳さまが、下賎な導師に操られ北郷に負けた魏の記憶。」

 

愛紗「そして、天下統一を成し遂げた後。泰山の神殿にて、ご主人様と引き裂かれた記憶。」

 

華琳「そこで、気づいたの。貴方たちの存在を。だから、わざと時代を動かさなければ貴方たちのいずれかがくると思ったのだけれども。まさか、4人来るとはね。一人は誰か知らないけど、身なりからして貂蝉のお仲間かしら?」

 

卑弥呼「卑弥呼じゃ。ご想像通りよ。」

 

華琳「倭国にも同じな名前の女がいたけど・・・。別人みたいね。」

 

卑弥呼「この外史にいないときは寄り代を置いているのじゃ。」

 

華琳「そう・・・・。モウイイデショ!!!コンナセツメイナンテジカンノムダヨ。ハヤクコタエナサイ。カズトハドコ!?!??!?!?!?!?!?!?!」

 

桃香「クスクスクス、トリミダシテルカリンサントモカワイイヨ。ソウダネ、モウイイヨネ。ゴシュジンサマハドコナノカナ?????????」

 

雪連「タシカニモウアキタワネ。ハヤクコタエテクレナイカシラ?ヒトノスガタオヲシテシニタイデショ?」

 

 そういうと、病姫達はそれぞれ武器お持ち4人に迫った。貂蝉は、このままではマジでやばいと思い、一刀の決断とその理由を話し始めた。

 しばらくして、貂蝉の話を聞き終えた恋姫達は一同に安堵した。どうやら皆、一刀に捨てられたと思い気が病んでいただけの様だ。恋姫達は4人に伝言を託し解放したのだった。この時の出来事は一切一刀に話さない事を条件に。余談ではあるが、この記録を聞いたものは、何故か夢の中で恋姫たちに殺される悪夢を見るらしい。この記録を読んでいる皆さんも、十分に気をつけてください。

 

 かくして、一刀達に説明された話は、自分たちの不手際から恋姫達の記憶を呼び起こしてしまい。あの外史が危険な状態になっていると。でっち上げの報告をした、左慈・于吉は一刀に思いっきり殴られるのだった。ナム

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一刀「話は大体わかった。それで彼女たちの伝言は?」

 

左慈「もし一刀が天の世界にいたいのなら、自分達はどうなろうとかまわない。自分達はそれだけの物を貴方から貰ったのだから。だそうだ。」

 

一刀「もし俺が戻ればどうなる?」

 

于吉「あの世界はもう一度初めから動き出すでしょう。記憶に関しては、実際に起こってみなければわかりません。」

 

一刀「ここに残れば?」

 

左慈「どうなるかわからん。最悪場合は、時間すら止まり永遠にあのままかもしれん。そうなると、普通の外史と違い消える事も出来ず、かといって進む事さえ出来なくなり凍結するかも知れん。」

 

于吉「凍結してしまいますと、他の外史に影響が出る前に正史によって切り離されます。その場合最悪の結末を迎えない限り物語が終わることは無いです。」

 

一刀「最悪の結末?」

 

于吉「一概にこれとは言えません。一人一人違う思想があるように、最悪の結末も多種多様にありますから。ただ・・・・まともではないのは確かです。」

 

一刀「・・・・・・・。」

 

左慈「直に、決めろとはいわん。ただし、よく考えろ。あの世界に戻れば、世界が再び動き出す。そうすれば、新たな正史として正史から切り離されるだろう。この場合は、正史と同じように進み続けるため結末は無くなる。しかしそれは、この世界との永遠の決別を意味する。その覚悟がなければ・・・・・。」

 

一刀「いやいい。爺ちゃん、婆ちゃん、父さん、母さん、麗華・・・・。俺、彼女達のもとに戻るよ。」

 

刀信「あたりまえじゃ。」

 

雪花「女の子にそんなつらい思いをさせる子に育てた覚えはありませんからね。」

 

桐刀「そのこたちを幸せにするんだよ。」

 

燐華「そして、必ず皆との間に子供を作るのよ?それが女の子の夢なんだから。」

 

麗華「・・・・・兄さん。」

 

一刀「麗華・・・・すまない。身勝手なのはわかる。それでも彼女たちがそんな思いをするのは耐えられないんだ。」

 

麗華「うんうん。むしろ、その人たちそんな状態で放置する兄さんなんて、兄さんじゃないもの。だから元気で・・・。」

 

一刀「麗華も元気でな・・・。左慈待たせてすまない。向こうに行く準備をしてくれ。」

 

左慈・于吉「「もう終わったぞ。(−−Gj)」」

 

 簡単にではあるが、祭壇のような物とその中央に銅鏡が設置されていた。

 

一刀「早!!いつの間に・・・・。」

 

左慈「ふ、昨日今日の付き合いではないからな。お前の選択などわかりきっている。」

 

 左慈はそう言っていたが実は違う。行く行かないの選択など、どうでもいい。送らなければ、俺達が最悪の結末を迎える。そう思うほどに病姫が怖かった左慈であった。

 

一刀「じゃあ、始めてくれ。」

 

左慈「ではいくぞ。全ての外史をうつせし銅鏡よ。その力を持って天の御使いをかの世界に送りたまえ。」

 

 左慈が呪文のようなものを唱えると銅鏡から光があふれ出した。そして、しばらくすると光は徐々に収まってゆき、光が消えると銅鏡はひとりでに粉々になった。

 

于吉「どうやら、この鏡は今回で役目を終えてしまったようですね。」

 

左慈「別にかまわん。これであの悪夢から開放されるのだからな。」

 

于吉「ブルブル、そうですね・・・・おっと皆さん、この破片はすぐにかたz・・・・え。」

 

左慈「どうしたうk・・・・・なんだと!!!」

 

 左慈と于吉は驚いていた。それもそのはずである。なぜなら彼らの見た先には、先ほどまでいた北郷家の人々がいないのだから。もし、左慈がカッコつけず天の御使いをではなく北郷一刀をといっていればこんな事にはならなかったかもしれない。いや、これこそが一刀の選択の結果かもしれない。慌てふためく2人は置いといて、この先一刀にはいったい何が待ち受けているのだろうか?北郷家の人々は何処に行ったのか。ではこの辺、次回お会いしましょう。

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                      あとがき

 どうも、kasutaです。眠いです。ふらふらします。それでも書きます。さて今回、いろいろカオスになりましたが、それらしい作品には仕上がったと思っています。次回、なぜ,北郷家の人々がいなくなったのか、銅鏡内部視点で進めたいと思います。それでは次回、お会いしましょう。

 

説明
今回の作品において、やりすぎた感があります。
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コメント
桃香がいってる真央ちゃんは真桜のことでしょうか?(ロードスネーク)
Kyogo2012さん、それだけですめばよかったのですが・・・・・・・。(kasuta)
劉邦柾棟さん、コメありがとうございます。それに深くも浅い理由があるのですよ。(kasuta)
orz。予想外の展開ですね。北郷家全員が行ったのか・・・・。(Kyogo2012)
「天の御使い」=「北郷一家全員」って、事でしょ?(劉邦柾棟)
タグ
真恋姫無双 家族 北郷一刀 病み 

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