恋姫 華陀紀行215
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 あの話し合いから、誰が何をするのかと言う話になったわけですが・・・。

 

 

 

 毎回納得できないことがあります。

 

 

「俺は医者だと何度いったらわかるんだ?」

 

 

 毎度、毎度、みんなして俺が医者だと言うことを忘れているようなのです。

 

 

「ではあんたの思い込みを正すためにも、ここらできっちり認識を改めてもらうわ」

 

 

 認識を改める以前に、本人が医者だと言ってるんだから周りが認識を改めるべきだと思うんですが・・・。

 

 

「多数決を取るわ。白夜が医者だと思う人は手を挙げて頂戴」

 

 

 ・・・手を挙げたのが俺だけとかあり得ん・・・。

 

 

 葵まで俺を医者と思っていなかったのか・・・。

 

 

「これで分かったでしょ?」

 

 

「いや、みんなの認識がそうなだけで、俺は医者だからな」

 

 

「はいはい。あんたには期待してるから頑張んなさいよ」

 

 

「期待の仕方が違うと思うんだが?」

 

 

「では、明日から各人にて取り組んで頂戴」

 

 

 華麗にスルーされてしまった・・・。

 

 

 まあ、個人的にも与えられた役割が調練なのは丁度よいです。

 

 

 ついでに、諜報出来る人員の育成でもしていきましょう。

 

 

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 北方面には、翠を筆頭に月と葵を連れて停戦、出来れば和睦交渉。

 

 

 南方面には、蒲公英を連れて、恋と音々音にて同じように交渉を行いにいきました。

 

 

 どうも、北方面に関しては、詠曰く、月に任せておけば問題ないらしいです。

 

 

 北は匈奴なので、かなり野蛮なイメージあるんですが、月で大丈夫なんですかね?

 

 

 結構争ってるみたいだから、交渉は難航すると思うんですが・・・。

 

 

 あの自信はどこからくるんでしょうか。

 

 

 取り敢えずは、特に急ぎの用件があるわけでも無いので、調練を行っています。

 

 

 現状、ここを攻められたら俺が出撃しないといけなくなるので、誰も来ないことを願うばかりです。

 

 

 と言うより、ここを襲ってくるのって、北は匈奴と南の西羌を抑えているので、残るところ雍州だけです。

 

 

 なので、あまり気にする必要はないかもしれません。

 

 

 どうも国内が荒れそうですし、雍州にとってもこちらを気にしているところではないでしょう。

 

 

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 こんなことになるとは、薄々気がついてはいたんですよね。

 

 

 まさか、たった数日でこうなるとは思いませんでした・・・。

 

 

 しかし、言わねばならないでしょう。

 

 

「詠さんや」

 

 

「黙って手を動かしなさい!」

 

 

 全く取り合ってもくれないとは・・・。

 

 

 余裕がないと視野が狭くなるって誰かが言ってましたよ?

 

 

「俺は、言われた通り調練をやってたんだが・・・」

 

 

「今日の分の調練は終わったんだから、手伝いなさい!聞いたわよ!あんたここで文官してたんですってね!」

 

 

 誰だ?個人情報を漏らしたやつは!

 

 

「そいつの名前を教えてもらえないだろうか?」

 

 

 ちょっとそいつと重要なお話をしなければならないでしょう。

 

 

「聞いてる余裕があるなら、まだいけそうね」

 

 

 そんな笑顔を向けられても困ります。

 

 

「なんでもない・・・」

 

 

「それならいいわ。今日からこの行程で進めていくわよ。月たちが戻ってくるまでに、ある程度終わらせておかないとね」

 

 

 いや・・・もどってきてから手伝ってもらった方がいいと思うんですが・・・。

 

 

 ここでそんなこと言ったら、また物量が増えそうなんで言いませんけどね・・・。

 

 

説明
本作品は華陀への転生ものです。
【注意事項】
素人の書きなぐりです。
はっきり言って自己満足なだけのものです。
一応昔に恋姫はしたことありますが、うろ覚えですので、改変が多々あると思います。
また、不愉快に感じる場面も多々あると思われますので、その時点で読むことをやめるのをお勧めします。
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コメント
なんだかんだ詠が優遇されてるな・・・可愛い(´ω`)(noel)
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オリ 恋姫†無双 素人 華陀 

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