太守一刀と猫耳軍師 第38話
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ゆっくりと夜空を見上げる。今の私に何ができるかと必死に考える。

 

「……」

 

何か解決策がないかと一度事を詳しく思い出してみる。

 

愛紗さんの事はたしなめたが聞く耳を持ってはくれなかった。

 

愛紗さんと話した時のことを思い出す。

 

曹操の事を信じる事ができない、孫権の事を信じる事ができない。

 

日に日に魏と呉の王であった2人への不信は強くなる。そしてその2人を信じたご主人様への不信も。

 

そんな自分に臣である資格はもう無いと。

 

ならば最後に自分を含めた不満を持つ者と共に決起し、まとめて滅ぼしてもらおうという。

 

絶対ご主人様はそんなことを良しとはしないと何度も言った。

 

不満を持つものを滅ぼすだけでは何も変わらない、また新たにそんな者が増えるだけだと言った。

 

それでも聞き入れてはくれなかった。

 

一度だけ、愛紗さんと話している白装束を着た人間を見た。

 

遠目だったし声も聞こえなかったからそれが男だったか女だったかは分からない。

 

でも、それがもし、話に聞いた『白装束の男』なら、どうして愛紗さんはそれの言葉にきく耳を持ったのか。

 

白装束の男は、ご主人様が暗殺されそうになった時、妖術を使ったとも聞いた。

 

だからもしかしたら愛紗さんも何か術を使われたのかもしれない。

 

全ては私の推測。後を追わせようにも忍者隊の者は居なかった。

 

結局私に出来た事は、決起寸前に一番近い街にいる霞さんに伝令を飛ばせただけ。

 

……、愛紗さんの変化には気づけなかった、だから、直前に本人に言われるまで気づく事ができなかった。

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「どうにか愛紗さんに戦をやめさせないと……」

 

私は決起に反対したけれど牢に入れられたりすることはなく、

 

お城からは出してくれないから事実上軟禁状態だけど、それ以上に拘束されることはなかった。

 

だから愛紗さんは心の何処かで自分を止めて欲しいと思っているのではと思う。

 

「……、あれ?」

 

視界の端に違和感。そちらをよくよく見てみると、先ほどまでそこに居なかった、黒装束の兵が居た。

 

忍者隊の者だ。多分、普通なら私には気づけない。多分私と話す気があるのだろう。

 

ゆっくりと手を動かして合図を送る。緊急用の短い合図、近くに来い、と。

 

きっと見えているはず。それを送ってから、私は自分の部屋へと戻った。

 

すぐに、音も起てずに忍者隊の者が部屋に入ってくる。

 

「誰の命で来たんですか? ……、すいません。ご主人様、ですよね」

 

忍者隊の者はゆっくりと首を左右に振る。

 

確かに調査を命じたのはご主人様だけど、私にわざと気づかれて話しに来たのは自分の独断だという。

 

愛紗さんの行動が納得できないのは私だけでは無いみたい。確かこの人は忍者隊の中でもかなり古い人……。

 

昔から愛紗さんを見ていれば誰だってそうだとおもう。

 

「ご主人様に、手紙を渡してもらえませんか?」

 

私は急いで手紙を書いて、忍者隊の者に渡す。

 

愛紗さんと話した事を、私の見たものを、なるべく詳細に書いた。

 

愛紗さんを説得できるとしたら、もうご主人様しか居ないと思ったから。

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「于吉……」

 

忍者隊が持ってきた朱里の手紙を俺は思わず握りつぶした。

 

おそらく、酷い形相をしているのではなかろうか。

 

「一体何が書いてあったの?」

 

「多分、于吉……、白装束の男にそそのかされたんだと思う」

 

「……白装束といえば、魏で一刀の暗殺をするように将をそそのかし、呉で周喩をそそのかした者よね」

 

「俺をどうあっても殺したいらしくてさ。妖術だか仙術だかしらないけど、へんな術を使うらしいんだ」

 

「となると、話しは変わってくるわね」

 

現在行軍の小休止中。手紙を持って忍者隊の者が駆け込んできたので、華琳と紫青、桂花を呼び、相談することにしたのだが……。

 

「でも残念だけど、兵にそれを言っても納得はしないでしょうね。

 

私達ほど多くの情報を持っているわけでもないし。

 

それと……疑わなくてはならないのは、これが孔明による計略かもしれないということ」

 

「できれば疑いたくはない所だけどな」

 

「でも、それを考えておくべきだわ」

 

ありえなくはない話し、というのが3人の意見。

 

「とにかく、今は先に進もう……。実際見てみない事には何ともいえないし」

 

俺は先に進む事を選び、軍をすすめていく。

 

数日後の夕刻に敵軍を見つけたという報が飛び込んでくる。

 

場所は本拠地周辺の城。

 

確認出来た旗は、関、張、馬の3枚。

 

相手はおそらくまだこちらには気づいていないとのこと。

 

「……夜討ちより朝駆けかしらね」

 

「そうですね、それが一番効果があるかと、念のため少し離れ、敵の斥候に気づかれないようにしないとですね」

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黒い衣服を着こみ、俺は歩く。

 

このあたりは本拠地近くということもあってよく知っている。

 

この城の抜け道についても。

 

俺は本陣を抜け出し、単独で城へと向かっていた。

 

城近くの森から抜け道に入り、城内へと侵入する。

 

「……」

 

ゆっくりと周囲を見渡す。何度か来たことがある城だ。

 

少しあるき、よく皆が鍛錬している庭を見渡せば関羽は居た。

 

周囲に鈴々や翠の姿はない。月明かりに照らされたその姿は若干やつれたように見える。

 

「やつれたな?」

 

声をかければ心底驚いたという様子でこちらを振り返る。

 

「……、たった一人で敵地に潜入するなんて、どこまで無謀なのです、あなたは。

 

私は敵ですよ? かつては臣だったよしみです、今なら見なかった事にしますが」

 

「そうだったな。何を思って敵になった?」

 

「知れたこと、戦の火種となりかねない曹操や孫権を野放しに放置するあなたに愛想が尽きたのですよ」

 

「自分が起つ事によってより大きな戦を起こすことになるとしても?」

 

「それでも、不安を抱えたまま、日々を過ごすよりよほどマシでしょう」

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「もう一つきくよ、鈴々と翠は何を思って愛紗についたの?」

 

「翠は、確実にあなたへの不満があったでしょう。

 

あなたは曹操への復讐を手伝うと約束しながら、それを反故にした」

 

「そうだな。それは事実だ。でも俺は翠に、それについての不平を言われたことは一度も無いよ。

 

俺が思うに、愛紗は翠と結構仲が良かったし、翠は愛紗の事を心配して、愛紗についたんだよ。

 

鈴々が愛紗についたのは多分、誰にも相手にされなくなるかもしれない愛紗のため

 

きっと、間違った道を行こうとしている愛紗を止めるためだ」

 

城の外から騒ぎが聞こえてくる。俺が抜けだしたのがバレて華琳達が軍を動かし始めたのかもしれない。

 

「すぐそこまで華琳の軍が来てる。

 

愛紗に裏切られて逃走し、転がり込んだ俺のために軍を出してくれたんだ。

 

これでもまだ華琳が信じられない?」

 

愛紗からの返答は無い。

 

「じゃあ話を変えよう、俺は臣であった頃の愛紗からの進言や忠告を聞かなかった事が結構あったよね」

 

「私はいつも、あなたの事を思えばこそ進言や忠告をし、苦言を呈しました。

 

ですがあなたはそれを聞かなかった。あなたの言うことはいつも……」

 

「甘すぎる?」

 

「ええ」

 

大げさにため息をつく。

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「確かに俺の裁定は甘かったのは認めるよ。でも、求めた所は同じ、民の平穏だったはず。

 

それは周喩を下し、三国を平定したことで成されたと思ってた」

 

「どこで火の手が上がるともしれない状況で、何が平穏な物ですか

 

確かに三国を平定した所までは良かったとはおもいます。何故、曹操や孫権をもとの領地に戻したのです」

 

「俺は2人を信じた。短い間だけど傍に置き、しっかりと会話し、信じられると思ったから戻した。

 

俺は間違っていたか?」

 

「はい、あなたは間違っていると思ったから、私は起ったのですから」

 

俺はゆっくりと鉄扇を抜き、右手に持ったそれを愛紗に向ける。

 

「なら愛紗、お前に一騎打ちを申し込む」

 

「なっ!? 馬鹿ですかあなたは!? 私と勝負したところで、あなたは一合とて打ち合えた事は無いでしょう!」

 

「間違ってるとおもうなら、俺をここで殺してしまえばいい。捕縛して傀儡にするのもいいだろうね、そのほうが人死が少なくてすむ」

 

俺は鉄扇を愛紗に向けたまま1歩近寄る。

 

「あなたと言う人は……!」

 

「兵は国力を示す数値じゃない。一つ一つが人の命だ。それを知らないわけじゃないだろ。

 

俺は確かに今までにたくさんの兵を犠牲にして戦った。その犠牲を無にしようとしてるのは誰?」

 

もう一歩。愛紗は青龍刀を構えようともしない。

 

「それは……」

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「先の周喩との戦いで俺は愛紗に計略の事を黙っていた。それが不満だったのも分かる。

 

華琳と愛紗との不仲をダシにしたってこともあるしね。

 

だからって、翠や鈴々、それに多数の兵を巻き込んでこんなことをする必要があった?」

 

「私はそのような小さな事を気にしてはいません!」

 

もう一歩寄る。そろそろ、愛紗の青龍刀の間合いに入ったか。

 

「多分その小さなことが積もり積もってじゃないかな。

 

それに気づけなかった俺にも、非は大いにある。俺が憎いなら斬ればいい

 

だからもう、こんなことはやめて欲しい」

 

さらに一歩前に出る。

 

「あなたに問います。私とはあなたの何でしたか?」

 

「仲間だよ。部下でも、道具でも無い。仲間であり友であり、家族であってほしかった。

 

俺は一番はじめに愛紗に会った時言ったよ、対等でありたいと」

 

「では何故、私の言葉はあなたに届かなかったのですか?」

 

「愛紗は、命を軽く見すぎてるきらいがあったから。侮蔑一つで殺していいほど人の命は軽く無い。

 

助けられるなら助けるべきだとおもう。確かにこの大陸じゃその考えは一般的じゃないけど、

 

俺はその常識を変えて欲しかった。信じれば応えてくれる人間は多いと伝えたかった。

 

愛紗はもちろん、皆にも。

 

結果的には、言葉が届かなかったという思いばかりだったみたいだけど……」

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「もう一つ、問わせてください。私は貴方にとって、必要でしたか?」

 

「不要だなんて思ったことは一度も無いよ。どうしてそう思った?」

 

「董卓軍の者が仲間になり、ついで曹操が仲間になり、あなたは彼女らを傍に置き、私を遠ざけました。

 

それは私が、彼女らより劣り、不要だったからでは?」

 

俺はゆっくりと首を横に振る。喧騒が徐々に近づいてくるのが分かる。おそらく、城門が突破されたのだろう。

 

「霞の例を挙げようか。霞は俺が華?を殺そうとした時、俺に刃を向けてまで止めてくれた。

 

それは霞が俺を主としてではなく仲間として見てくれたからだと思ってる。

 

俺は愛紗から離れて無いよ。

 

愛紗は臣であろうとした。

 

それまで一番近かった臣という立場よりも、俺に近い仲間が現れたから、

 

遠ざかったように見えただけだとおもう。身に覚えがない?」

 

「……」

 

「よく思い出してみてくれない?

 

人の命に関わることの他は、俺は愛紗の言葉をちゃんと聞いて、やってきたつもりだよ。

 

人間、嫌なことはよりよく覚えてるものだけどさ。

 

少し、ゆっくり休んで考えてみてほしい」

 

もう一歩前に進み、愛紗に間近にたどり着くと右手を動かし、その手に握られた青竜刀を軽く叩く。

 

それはカランと軽い音をたてて地面に転がった。

 

同時に、支えを失ったかのように地面にへたり込み、うなだれる。

 

「一刀!」

 

ばらばらと駆けつけてくる足音。その先頭を行くのは華琳だった。

 

兵達は、鉄扇を持つ俺の足元にへたり込む愛紗をみて驚愕の表情を浮かべる。

 

「どこまで無謀なのよ、あなたは! あなた達もぼーっとしていないで関羽を捕縛しなさい!」

 

華琳が俺に対して怒鳴り声を上げる。兵達はしばし呆然としていたが華琳の声に慌てて愛紗を囲み、捕縛した。

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華琳達が俺がいなくなった事に気づき、慌てて軍を進めたとき、城の門は開けられていて、簡単に中に突入できたという。

 

鈴々と翠は抵抗することなく捕縛された。

 

取り敢えず3人は牢屋に入れられ、現在処分を待つ身となっている。

 

「……よくもまぁ、関羽をここまで追い詰めた物よね」

 

俺とともに事情聴取をした華琳がため息をつく。

 

心の迷いにつけこみ、言葉巧みに迷いを大きくし、反乱まで起こさせた話術に恐れ入る。

 

その男は愛紗には白装束に見えていなかったらしいから、何か、術を使ったのだろう。

 

「一体何者なんだろうな、于吉って男は」

 

「それはまだわからないわ、何故ここまで内情に詳しいのかも。

 

でも、あなたは関羽達をどうするのかしら?

 

いかに、追い詰められ、そそのかされたとしても、裏切りを行ったことに違いはないわよ?

 

裏切りというのは当然、相当な重罪になるわ」

 

「罰則はもう決めてあるよ」

 

華琳に一枚の紙を見せる。それを見て華琳が渋い顔をする。また甘いと言われるかと思ったがそうではなかった。

 

「汚名を雪ぐに十分な功績を立てるまで姓、名、字を剥奪し、誰からも真名で呼ばれなければならない。

 

そのことに異を唱えてはならない……。か。

 

よく思いつくわね。私なら、この罰を受けるぐらいなら自害するわ」

 

「でもそれぐらいキツくしないと、事情をしらない皆は納得しないと思うんだよ。

 

それにこれは永久ってわけじゃないし」

 

「確かにそうね。これでいいと思うわよ」

 

「さて……、それじゃ俺は仕事に戻るよ。今回の騒ぎでまた仕事が増えたし」

 

仕事を始めるために部屋へ向かいながら、俺は于吉をどうあっても見つけ出し、倒すと決心するのだった。

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あとがき

 

どうも黒天です。

 

今回は、心の闇、迷いについて描ければとおもったのですが中々難しいです。

 

会話も違和感がある部分が結構あるかもしれません……。

 

文章力が至らないのが歯がゆいです。

 

前回と今回の2話でこの騒動は集結となります。

 

今回の話しもまた少し様子見でお気に入り限定とさせていただきます。

 

大丈夫そうならそのまま全体公開にするつもりです。

 

次回からは原作の流れに戻り、拠点となっていく予定です。

 

さて、今回も最後まで読んでいただいてありがとうございました。

 

また次回にお会いしましょう。

説明
こんな感じで決着……としようとおもいます。
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コメント
名もなき一将兵として活動・・兵達・そして表舞台に出ることがない副将達の気持ちも理解する事が必要かも・・・(雪風)
naku様↓ 私もそれが浮かんでしまったww でも罰としては相当重いだろうしなぁ…まあ、対話をほとんど拒否しているのに、一方的に嫌っているっていう時点で、もうダメですけどね…(Jack Tlam)
この内容ならお気に入り限定じゃなくても良かったのに。愛紗と鈴々はともかく翠に関しては華琳との何かしらの決着を用意して欲しいと思う。(陸奥守)
たっつーさん↓  すいません・・。寝不足だったもので「汚名返上」を書いたつもりが「汚名挽回」になってましたね。フォローありがとうございます。(風見海斗)
>>D8さん 真名の設定を考えた上でこの罰則を考えると、『常に周囲から侮蔑を受け続ける』というような感じになりますかね? 相当厳しい罰則として描いているツモリです(黒天)
>>Alice.Magicさん 本人が許さないまま真名を呼ばれると、それは生き様を汚されたと同じこと、という感じの事を原作中で誰かが説明してたような気がしますが、原作ではそうとは思えないぐらい軽かったですよね(黒天)
>>いたさん 私と似た書き方をする方がいらっしゃるんですね。引き込まれる、と言われるととても嬉しいです(黒天)
>>Jack Tlamさん そういってもらえると頑張ったかいがあります! 原作でも愛紗と華琳はあまり会話してませんしねぇ……(黒天)
>>たっつーさん ですね、小さなことの積み重ね、でも可としていますが一番は于吉の捕殺になるでしょうね(黒天)
>>leiさん もう少し濃くかければ良かったのですが、中々うまく表現できず苦労いたしました……(黒天)
>>naoさん 実は死亡ルートも考えていたのはいたりしましたが、やはりらしくない、と思って生存ルートにしました(黒天)
>>actさん ですね。うまく伝わっていたら幸いです(黒天)
本来は真名コレぐらい重みを持つべきではないのだろうか。↓のコメが勉強になりました。(D8)
原作の真名の扱いからしたら信じられないくらい真名の扱いが高いな いいと思いますよ、あとここの外史のうきっちゃんは八つ裂きにしても足りないくらいの憎悪を向けられることでしょうね 自業自得ですが(Alice.Magic)
読んでいて、なんとなく他の場所で掲載されています月桂さんの作品を思い出しました。主人公が同じ鉄扇を使うからじゃなく、あの引き込まれる書き方に通じるとこがあるからでしょうね。(いた)
ふむ…確かにそうですね。現代社会の出身である上に天涯孤独の身の上である一刀にはそういった信念が似合うと思います。信じ続けることができる彼は立派です。対話しようともせずに不信を抱いていた愛紗は正直、情けないなとは思います。わかりあおうとしないことが一番恐ろしいですからね…(Jack Tlam)
leiさんの補足:汚名を雪ぐの雪ぐは、古くは『そそぐ』ではなく『すすく』であり、意味は汚名・恥などの償いをするという意味です。似た様な意味の言葉に汚名挽回があります。(風見海斗)
↓↓「雪ぐ」であってますよ。汚名を雪ぐ、すすぐのなまりですね。きれいにするって事です。 作者様。こういう流れも有りだと思います。ちょっと淡泊かなーとも思いますけど。(lei)
一刀が説得できてよかった!戦いになって愛紗死んだとかは切ないからね;;(nao)
人間である以上不平不満はあるし、心の中の黒い感情を出すこともある。だからこそ、愛紗の行動は意味を持つような気がする。後、誤字報告です。汚名を雪ぐではなく、汚名を注ぐでは? (act)
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恋姫†夢想 北郷一刀 一刀 朱里 愛紗 

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