紅を纏いし将〜序〜
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この作品は初めて出すものです。

駄作です。皆様から見れば見るに値しないかもしれません。

ですが、どうかよろしくお願いします。

また、一刀はチートです。苦手な方はブラウザバッグを推奨します。

それでもいい方はどうぞ。

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よく晴れた朝、

道場の中で竹刀を振るっている青年がいた。

彼は、流れるように、静と動をうまく使いこなしながら

竹刀を振るっていた。

彼の名は北郷一刀、年齢は18歳、聖フランチェスカ学園

の3年生で、剣道部に所属している。

一見すると、普通の高校生に見える人もいるかもしれないが、

北郷一刀の経歴は凄まじい物である。

10歳で、大学までで習う知識をあらかた把握してしまい、

14歳で、叔父から教授してもらった剣術「北郷流」を完全に

習得し、18歳の今、建設、農業、そして経済などあらゆる

知識を取り込んでいるのである。

そして、北郷一刀が竹刀を振るっている様を見つめているのが、

一刀の叔父の北郷双刃。彼もまた、叔父から20の時

「神童」と言わしめられていたのだが、その「神童」から、

16歳で「人の境地を既に超えているもの」と言われているのが、

北郷一刀なのである。

そして双刃は、一刀に声をかける。

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「一刀よ、少し話したいことがある。ついてまいれ。」

「分かった、爺ちゃん。けど、少し息を整えてからでいいかな?」

「それほど息が切れているようには見えないがのう・・まあ良い。少し待っておこう。」

「ありがとう。」

そう言って一刀は座り、心を落ち着かせてから、

「もう大丈夫。ありがとう。」

「うむ。それではついてまいれ。」

そして、道場の奥に双刃が向かい、一刀は双刃についていく。

そして、北郷家の家宝、太刀「麒麟」のある、約6畳の部屋

についた。昔はここで精神統一の修行をしていたのだが、

それ以外入る事は余り無かった。

「それで、話って言うのは何?」

「うむ。それはじゃな・・。」

そういって一度口を閉じると、

「お前を正式な北郷流の伝承者にしようと思うのじゃ。」

「・・・・・」

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「もう教えることは何も無い。お前程の素質を持つものは後にはもう現れまい。だから、正式な北郷流の伝承者になってほしいのじゃ。」

そう言って双刃は口を閉じた。

一刀は、少し考えていた。確かに自分は強いと自覚している。

もう双刃に何回も勝てるほどなのだから。

しかし世界は広い。自分より強い人なんていくらでもいるのだろう。

だからもっと精進したいと思っていた。無論、北郷家にも他に強い人はいるのだろうと思っていたから

その人に引き継いでもらえば良いと思っていた。

しかし、叔父の双刃から、ここまで面を向かって何かを

お願いをされたのは、初めてであり、

一刀も双刃はそれほど北郷家を大事の思っているのだと感じた。

だから、

「分かったよ。爺ちゃん。」

と、その話をうけたのだった。

「済まぬな。自由になりたいのじゃろうが、頼むぞ。」

「ああ。」

「後、お前に渡すものがある。」

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そう言って双刃は立ち上がり、「麒麟」を手にして、

「これをお前に預ける。」

「!こんなに大事なものを・・いいの?」

「当たり前じゃ。お前は、本郷家の正当な伝承者なのだから、

受け取りなさい。」

「分かったよ。ありがとう、爺ちゃん。」

そう言って受け取ると「麒麟」から、キィィィィィンと音が鳴り、

抜いてみると、刀身が光っていた。

「ほう。この暴れ馬からすぐに認められるとは、やはりすごいのう。」

「そうなの?よく話を聞いてくれたけど。」

「わしでも1ヶ月かかったというのに、やはりお前はすごいな。」

「そんなことは無いと思うんだけどな〜」

「まあよい。今日はここまでにしたらどうじゃ?」

「ああ。そうするよ。」

そう言って一刀は自分の部屋に戻る。

「そろそろ、巣立つときがきたのじゃろうか・・」

そう言った双刃の独り言は誰にも聞こえなかった。

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視点は変わり、一刀は、外に出てみると、不思議な銅鏡を見つけた。

「?何だこれ・・」

そう言って近づくとその銅鏡から出た光に一刀は包まれた。

「これは!?」

そうして、そこにいた青年は跡形も無くこの世界から消えた・・

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どうだったでしょうか?

初めての作品なので、誤字、誤った文法があればご指摘お願いします。また、投稿ペースは、とてつもなく遅いです。ご了承ください。

(部活や勉強があるので。)

さて、この後一刀はどうなるのでしょうか。とりあえず荒野からのスタートは同じですが、どこに属するのでしょうか。

曹操か、孫策か、劉備か、董卓か・・このあとの展開をお楽しみに・・

また、何故「麒麟」から、音がしたり刀身が光ったりしたかは

追々紹介します。

とりあえずこれからもよろしくお願いします。

 

追記

双刃の叔父という表現は、普通に一刀のお父さんのお父さんという形で理解してくれるとありがたいです。

 

 

説明
初めての作品です。短いですがミスなどは目を瞑ってくれるとありがたいです。よろしくお願いします。
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コメント
すみません。訂正をしたつもりですが・・まだ合ったらよろしくお願いします。(剣)
北郷家の血縁関係がわからない。双刃は叔父なのか大叔父なのか祖父なのかどれとも取れる書き方になってる。本郷→北郷の未訂正箇所有り。(飛鷲)
訂正しました。本当にすみません。(剣)
まことにすいません。孔明さん。ご指摘ありがとうございます。無知なのでこういうことはどんどん教えてくれるとありがたいです。(剣)
とりあえず【恋姫†無双】シリーズの『ホンゴウ』家は『北郷』です。(孔明)
タグ
一刀 チート 恋姫 

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