紅を纏いし将〜六〜
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ここの一刀君はチートです。

物語が違う可能性があります。ご注意ください。

それでもいい方はどうぞ。

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<詠>

 

詠と一刀は文官としての力を調べるために、執務室へ来ていた。

 

「これを終わらせてきなさい。助言は無いけど、分からないところがある時は良いけど、それが終わるまで来ないでよ。」

 

「わかったよ。」

 

そうして、詠から木簡を受け取った一刀は、自分の部屋へ戻った。

 

「それにしてもあいつ何者なのかしら?服は使っている物が違かったし・・・なにより、あんな武器見たことないわね。」

 

と、詠は呟いていた。一刀がこっちに来た時に着ていた服は和服であった。また、「麒麟」

 

は兵たちが使う刀を見ていた詠にとっては細くて長すぎる獲物だった。

 

「出身はここらへんではなさそうね。まあ、月に手を出したらただじゃおかないんだからね!」

 

そんなことを一人呟いていると、

 

「詠〜終わったぞ。」

 

「はやっ!確かに簡単なものを渡したけど、速すぎるわよ!」

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「いや、普通にやったつもりなんだけどね・・」

 

「はぁ〜まあ処理能力は高そうね。けど、試合の様子から武官としても大丈夫そうだし・・

一刀はどちらがいいの?」

 

「ん?それは・・・人手が足りないほうでいいかな、と言いたいけど俺としては剣を振るっていたいかな。けど、人を殺すのはまだ心が痛いかな。」

 

「そう・・・まあ、武官は多いほうがいいし文官としての役目を果たしながらでいいんじゃない?」

 

「うん。そうするよ。」

 

「そういえば、貴方どこの者なの?あの服ここら辺で見るようなものじゃないし・・・あの武器も見ないものだったわ。」

 

「ああ、それは・・」

 

そうして、一刀はその理由を話した。

 

「つまり、貴方は1800年も先の世界から飛ばされた?それなのに、ここにいる主な武官や、文官全員が女なのは知らない?未来から来たのに?」

 

「俺も動揺を隠しているんだけどさ。俺が知っているのは三国志の世界。しかも全員男なんだよ。」

 

「月が男なの〜!?そんなの信じないわよ!っていうか、あなたが未来から来たというのが信じ難いわよ!」

 

「そりゃそうだ。見て確かめたんだから月が女の子なのは疑わない。未来から来たということを説明できるのは、この服と「麒麟」だけかな。問題なのはここがどういう世界なのか、ということなんだ。」

 

「ここがどういう世界か・・?」

 

「そう。俺の推測ではここは外史と言われるもので正史の複製品みたいな・・分かりやすく言うと、正史の世界の基本的な所は同じにしているが他が変わっていたりする・・性別とか、性格とか。」

 

「じゃあ、ここはその外史と呼ばれるところで正しい歴史ではないという事?」

 

「まあ、そういう事になるのかな?けど、これも一つの正しい歴史と言えるよ。」

 

「まあ、分かったわ。話が面倒くさくなってきたから切り上げましょう。」

 

「そうだな。詠。ありがとな、俺の話に付き合ってくれて。(ニコッ)」

 

一刀は、能力「女殺し」を発動する。

 

(おい、勝手につけるな!作者!)

 

(一刀、地の文に入ってくるな!)

 

「///別にあんたの為じゃないわよ!月の近くに素性が知れないやつを置いとくのは嫌なだけよ!」

 

「それでもありがとな。詠。」

 

「もう!ちゃんと働いてくれないとただじゃおかないんだからね!」

 

そういって、詠は去っていった。

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<月>

 

「詠の文官試験的なものも終わったし・・あれ?」

 

「あっ、一刀さんじゃないですか。」

 

「月さんじゃないですか。」

 

「一刀さん、その・・・普通に話してくれませんか?」

 

「え?月がいいならいいけど・・というか月は暇?」

 

「ええ、暇ですけど何か?」

 

「だったら少し城の中を案内してくれないかな?一人で回るのもいいけど、案内してくれる人がいたら楽しいしね。」

 

「良いですよ。それじゃあ、行きましょうか。」

 

一刀は城を案内してくれる月の後に付いていった。

 

月と一緒に広場や鍛錬場、倉庫や玉座の間などを見て回り元の場所に戻ってきた。

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「ありがとう、月。案内してくれて。」

 

「いえいえ。別にたいしたことはしていませんよ。あの時は本当に助かりましたから。感謝していますから、これ位は当然です。」

 

「人助けするのは当たり前・・・けど、」

 

「民は、弱者はそんな当たり前なことをするのも難しいかもしれないということですか?」

 

「そうなんだよ。ここ、天水は良いとしても他の人たちも助けられないのならば偽善となる。真の平和など永遠に訪れはしない。」

 

「全ての民に笑顔を・・・ですね。」

 

「ああ。だからその時が訪れるまでよろしくな。月。(ニコッ)」

 

「///へぅぅ〜」

 

「ん?どうした、月?」

 

「///なんでもないです!」

 

そう言って去っていく月を見ながら一刀は、

 

「何で詠も月も顔を赤くしながら出て行くんだろう?」

 

と、一人悩んでいるのであった。

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はい。剣です。

投稿遅れてすみません。

とても疲れました〜他の作者の方々の作品を見ると自分の作品が申し訳なくなります。

こんな駄文でいいのかな?と。でも、途中で筆を置く気はないですし、やるからにはやって終わらせたいと思います。ですから、皆様改めましてよろしくお願いします。

 

 

説明
投稿遅れました〜
見直せば恋姫と違うところが多く、凹みました。
そんな駄文でも、よろしくお願いします。
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コメント
The manさん詠の事を読んでるのは一刀だけだと思うのですが・・どこでしょうか?ご指摘お願いいします。(剣)
いたさん本当にありがとうございます!これからもよろしくお願いします!(剣)
大丈夫ですよ! 小説は楽しんで書いた方が長続きします。 頑張って完結目指しましょうね!(いた)
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  呂紅 チート 恋姫 

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