管理者からの御遣い 拠点
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一刀「っ!」

 

 

貂蝉に教わった剣術や左慈に教わった体術を一つ、一つやっていく。

 

 

一刀「・・・・・・・ふっ!」

 

 

周りが見れば、一つの舞を踊っているかのように思わせるものであろう。

 

 

真桜「一刀はん、こんな所でなにしてるん?」

一刀「ん?」

 

 

真桜に気が付いた一刀は真桜のほうに向く。

 

 

一刀「真桜か。なに単なる暇つぶし」

凪「一刀様は、剣術以外にも心得があるのですね」

一刀「まぁな。刀がなかった場合に備えて様々な武具を扱えるようにはなっておいても損はないからな」

沙和「へー。意外ー」

一刀「失礼なやつめ。霞がいる方が意外だがな。今日は訓練だったはずだが・・・・・」

霞「えー?別にええやん、警備隊の皆と仲良うしたって」

一刀「まぁ、何だっていいが」

凪「あの・・・・・」

一刀「ん?」

 

 

凪が話しかけてきた。

 

 

凪「・・・・・もしよろしければ、一手お相手願えますか?」

一刀「そうだな。相手がいたほうが想像よりも修行にはなるだろう」

霞「なら、ウチが審判したる」

 

 

一刀と凪は、互いに間隔を広げる。

 

 

霞「両者。ええな」

凪「はい!」

一刀「・・・・・・・・」コク

霞「・・・・・・・始め!」

凪「行きます!はあああぁぁぁ!」

一刀「・・・・・・・・」

 

 

一刀たちが模擬戦をしている最中、霞の後ろから華琳達がやってくる。

 

 

華琳「何をしているの?」

沙和「あ、華琳さま」

 

 

沙和が華琳に気が付いた。

凪たちは、華琳たちのことを気にすることなく仕合を続ける。

 

 

凪「てえええええええいっ!」

一刀「踏み込みが浅い・・・・・・・・・脇腹が開いているぞ。はっ!」

凪「くっ・・・・・・・」

 

 

それを見ていた華琳たちも声を漏らす。

 

 

春蘭「むぅ・・・・・・・」

華琳「へぇ・・・・・・一刀はあそこまで強かったのね」

秋蘭「まだ、本気を出してはいないようですがな」

霞「双方、やめ」

 

 

霞の掛け声で、仕合が止まる。

 

 

秋蘭「終ったようですね」

 

 

一刀の刀が凪の首筋で止まっていた。

 

 

凪「ありがとうございました」

一刀「なに、こちらもいい訓練になった。・・・・・・・・華琳たちも来ていたのだな」

華琳「改めて、あなたの強さを実感したわ」

春蘭「一刀。あれは、お前の国の剣術か?」

一刀「違う。あれは、師の剣術」

春蘭「一刀」

一刀「なんだ」

春蘭「私と、しろ!」

華琳「え?」

秋蘭「姉者?」

一刀「・・・・・・・」

凪「春蘭様!?」

霞「惇ちゃん!?」

春蘭「どうした?皆そんな顔をして」

沙和「いや、今凄い発言がでたなぁっと」

春蘭「・・・・・・・?」

華琳「いったい一刀と何をするつもりなの?あなたは」

春蘭「何をと言われましても・・・・・。いざ尋常に勝負しろと言ったつもりなのですが・・・・・・」

秋蘭「姉者。間を全部飛ばして話すのはやめてくれ」

春蘭「・・・・・・?わかった」

 

 

分かってない顔をしていた。

 

 

一刀「・・・・・・面倒だな」

春蘭「剣士なら剣士らしく、剣で語れ!」

一刀「・・・・・・はぁ。脳筋の考え方だな」

春蘭「何だと!」

華琳「やめなさい。春蘭・・・・・・一刀、一度あなたの本気が見てみたいわ」

一刀「・・・・・・・主としての命か」

華琳「ええ」

一刀「・・・・・・・・そうか、御意」

 

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一刀「・・・・・・・先に言っておく。俺は普段本気を出す事はない。だが、曹孟徳が俺の本気を一度だけ見たいといった・・・・・・見せよう・・・・・・本気を・・・・・・」

春蘭「・・・・・・・(ここまで強いとは)」

 

 

春蘭のスタイルは、片手に大剣、鎧も身に着けて、完全装備。

一方、一刀の場合は普段着。黒いコートに腰には、桜華と月影。

 

 

華琳「・・・・・・・」

秋蘭「・・・・・・・」

霞「・・・・・・・」

凪「・・・・・・・」

沙和「・・・・・・・」

真桜「・・・・・・・」

 

 

華琳たち観客側も二人の仕合を息を飲んで見ている。

 

 

霞「・・・・・・仕合開始!」

 

 

霞の合図で、仕合が始まった。

 

 

春蘭「・・・・・・・」

一刀「・・・・・・・」

 

 

両者は、一歩も動かずにいた。

 

 

一刀「・・・・・・時間が勿体無い。実力の差を見せよう・・・・・"月影一刀流"・・・・・・・((刹那|せつな))」

 

 

一刀は、月影を手にかけ、抜刀した。

 

 

春蘭「・・・・・・・っ!」

 

 

春蘭は、身の危険を感じ即座に交わした。

それを見た、華琳たちは・・・・・

 

 

華琳「・・・・・・・秋蘭、今の見えたかしら」

秋蘭「い、いえ・・・・・・早すぎて私も」

霞「なんちゅう早さや・・・・・・」

凪「・・・・・ここまで強いとは」

沙和「・・・・・・・一刀さんを怒らせたらいけない気がするの」

真桜「ウチもそう思う・・・・・・・・」

 

 

一刀は、軽いストレッチをしていた。

 

 

一刀「・・・・・・・春蘭、お前の負けだ」

春蘭「な、なんだと!わたしは負けてはいないぞ」

華琳「いいえ。あなたの負けよ、春蘭」

春蘭「か、華琳さま!?」

秋蘭「姉者。自分の剣を見てみろ」

春蘭「剣?・・・・・・・っ!」

 

 

春蘭の剣は、刀身から半分がなくなっていた。

 

 

華琳「一刀。今あなたは何をしたの?」

一刀「ん?あれは、"月影一刀流""((刹那|せつな))"目にも止まらぬ速さで刀を抜き斬りつける」

春蘭「・・・・・・・・」

 

 

こうして、仕合は予想外の形で終った。

後日談として、一刀を怒らせない。という暗黙の了解のようなものが出来てしまった。

説明
これから頑張って書いていこうかと
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コメント
春蘭の剣はどうなったんだ?(飛鷲)
誤字というか脱字です。 一刀の発言「〜霞がいr方が意外だがな→いる(ohatiyo)
タグ
真・恋姫†無双 一刀 

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