つぶやき短編小説(練習)?その5
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私は、モスバーガーで定番のモスバーガーを食べながら考えた。あのタイプが出現する、あるいは出現した直後に必ず背後にMOの姿あり、または濃厚な気配を感じるのだ。MOは、あれは、最初はいい奴かと思っていたけど、実は中身は単なる偽善者でやっかいな物を誰かに必死で譲ろうともがいていてその手段の一つとして私の前に現れただけではなかったのか。

 

また、その現象はリアルだけではないのだ。今流行のネットバーチャルの中で存在を感じるだけであっても自然といつの間にか“あのタイプ”に引き寄せられてしまうのだった。MOがネットバーチャルに登場してしげしげと話しかけてきたりすると、すぐその後に気づけば目の前にあのタイプがいる状態が近い将来必ず訪れるのだ。

 

そういう意味ではMOはある意味悪魔の使者、不幸の伝授者とでもいうべきだろうか。その世にも怖い出会いが実は、実際に多くの人にも伝染しておっぱじまっている感じがしてならいのだ。

 

多くのティーンズやそれよりやや年上の若者達が、MOタイプと出会い、その後きっと必ず深夜どこかのバーとか居酒屋で酒を酌み交わす日がくるだろう。実はそのお酒が問題なのだ。その酒は、今生のお別れの盃なのだ。お酒を飲み始めた時点からお酒の相手をした者は例外なくその場で地獄行きの切符を渡されたも同然なのだ。―巷で評判のJUとかRANOも同じような役割の人物だと思われる―

 

MOが自分の身近に現れたのは決してずっとその後安定してずっと付き合えるという意味ではなく、あくまでMOの身代わりとしての任務を酒の場での接待をタダで受けることによって強制的に任されてしまうだけのことなのだろう。

 

高級クラブだって綺麗なコンパニオンさんの隣に座ると座るだけで数万円自動的にとられるのだ。そのことを考えれば以上に書いた原理がとてもよく分かるはずだと思う。―お金持ちは常にそれだけとられている、だからそういう悔しさもその手の陰謀を生む原因になっていると思われる―

 

一緒にお酒のお付き合いを我を忘れてすればするほど、その後すぐ近い未来にあのタイプが必ず自分のすぐ傍に出現するのはほぼ間違いないことだと私はこの場を借りて断言できる。

 

そして一度あのタイプに出会ってとっつかまったら最後、延々と縺れてもつれまくった蜘蛛の糸のように纏わりついて離れてくれず、せめてもの救い的助言があるとしたらMOと酒を一緒に飲んだ回数分だけ接待を受けた分だけあのタイプと我慢して付き合って乗り切れば、もしかしたらある日突然救世主が目の前に現れるかもしれない、ただそれだけの話だと私は思っている。

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小説もどきの練習のようなもの暇つぶし、ぼやきと妄想のような内容。小説練習です。><
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