「ねぇ、知ってたあぁ〜〜！」「何を？！」「うん、それがさあ、Ｓちゃんとこのご主人のＲＵさんってお小遣いが都度払い制度で先月も今月もなしだったんだって、悲惨だよねぇ〜〜！」「えっ、それ本当なの？」「うん、本当だよ！私この間あそこの家にＳちゃんに呼ばれて遊びに行ったんだけど、ご主人のＲＵさんがぼやいていたし、Ｓちゃんもそう言ってたから本当だよ！」「何でも男の友達と遊びに行くにも本当は女性と会うんじゃないかと疑われておこづかいもらえないんだってよ！」「やだねぇ〜！そんな生活私なら耐えられない！」「でも何かがとっても気に入ったから一緒にいるんだろうねぇ〜！だから邪魔しちゃいけないと思うよ」

上記の会話は、そこら辺の暇人の女子二人の井戸端会議だと思ってくれれば間違いないと思う。上記に書かれてある都度払いの正確な意味は、理由をよく聞いてから納得してからじゃないと支払わないという意味だ。

こんな感じの夫婦は現代はとても増えているらしい、あるいは恋人関係であっても常に全額男が払うそれはある意味当然なお話なんだろうが、お金がない時は、お金ができるまでは女性がずっと耐えて待ってまったく浮気をしないでいるということも無理なようなのだ。彼や旦那がお金がない時は、他のお金持ちと付き合ったりしてリッチなデートを楽しみながら、その間に彼氏や旦那はひぃひぃいいながら働いたり金策をして頑張ってお金ができることを待ち望んで頑張る、そんな日々が当たり前になっているカップルや夫婦が現代は激増しているらしいのだ。

しかも、会話は常に命令形、こう言えば、普通は男性側が命令していると思うだろう、だがしかし、男性のイニシャルにＲＵがある場合は、その限りではなく、嫌絶対にそうではなくて、常にＲＵのイニシャルがつく方が完全にＭのイニシャルを持つ片方の支配下に置かれ服従して隷属している関係が当たり前となっているのだ。そして、さらに時には激しい折檻と暴力も当たり前なのだ。そして暴力を奮うのはＲＵさんではなかった。

もちろん新婚初期はしっかりお小遣いをもらえた時期もあったのだがそれも最初の数か月で、その間だけは他にガールフレンドもいてＲＵさんの方がたまに会ったりしていたらしいのだが、それも先月からおこづかい０になった途端無理になり、ＲＵさんの方からガールフレンドに「会いたいんだけどお金がないんだよ・・・」と電話口でもらしているらしいのだ。まあこれは一種の愚痴と言えばそうなってしまうだろうが。