真・恋姫†無双 異伝「空と命と夢の狭間に」第七十話
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「ぐぬぬ…まさかこの私がこんな一方的に」

 

「どうしましたか、荀ケ殿?もうおやめになります?」

 

「まだよ!これで終わりなわけないでしょう!!まだこれからこの荀文若の華麗なる

 

 逆転劇が始まるんだから!」

 

「その割にはまったくさっきから手が進んでませんけどー?」

 

「うるさいわね!!今、その策のおさらいをしてるだけよ!!」

 

 ・・・・・・・

 

「桂花があそこまでいいようにやられるなんて…本当、彼女を逃したのは大きかった

 

 わね」

 

 稟と荀ケさんの様子を見ながら華琳はそう言ってため息をつく。

 

 一応、今の状況を説明すると、此処は俺の屋敷の中庭で今は公務で洛陽に来た華琳

 

 達を歓待中である。華琳は俺とこうしてお茶しているわけだが、同行して来た荀ケ

 

 さんがうちの軍師連中に象棋の対局を申し入れ、それを受けた稟との勝負の最中で

 

 あったりする(ちなみに風はそれを真横で観戦中)。しかし、この世界の象棋の事

 

 はあまり詳しくはないが、完全に稟の一方的なペースで進んでいるのは間違いない

 

 ようには見える。しかし象棋とはいえ、あの荀ケと郭嘉の対決を見る事になろうと

 

 は、これも違う世界に来たからこその光景というべき事なのだろうか…少々感慨深

 

 いものがあったりする。

 

 しかし、荀ケさんは今から逆転するとか言ってるけど、あんなに思いつめたような

 

 顔で良い策が浮かぶのだろうか?軍師というのは常に『余裕』って顔でいるものだ

 

 と思っていたけど…まあ、諸葛亮さんも普段は『はわわ、はわわ』だから、この世

 

 界じゃ違うのかもしれないのだが。

 

 

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「よし、此処よ!」

 

 少し経って荀ケさんはようやく決めた一手を打ったのだが…。

 

「はい、それは既に想定済です」

 

 稟があっさりと返しの一手を打ったと同時に固まってしまう。対する稟は完全に余

 

 裕の表情だ。

 

「郭嘉は随分と余裕ね…そんなに桂花の策は読みやすいのかしら?」

 

「あれだけ頭に血が上っている今の荀ケさんならそれもあるだろうけど、おそらく稟

 

 は荀ケさんが考えている間に自分もあらゆる手を想定しているんじゃないかな」

 

「お兄さんの仰る通りですねー。稟ちゃんは荀ケさんが考えている時間も有効利用し

 

 てますよー」

 

 そこに風がそう言いながらやって来て、当たり前のように俺の膝の上にちょこんと

 

 座る。

 

「…程c?座るなら此処にちゃんと椅子があるけど?」

 

「いえいえ曹操様、そんなにお気になされずとも風は此処で十分ですからー。それに

 

 してもこのお菓子は美味しいですねー」

 

 華琳は少々不機嫌そうな顔で風に椅子を勧めるが、風はまったく意に介してないよ

 

 うな表情で俺の膝の上に座ってお菓子をパクパク食べ始める。それを見ている華琳

 

 の表情はますます不機嫌さを増し、しかもそれを俺に向けてくる。本当なら穏便に

 

 済ます為には風に普通に椅子に座ってもらうべきなのだろうが…風は右手でお菓子

 

 をつまみながらも左手で完全にその態勢をロックしていたりする。多分、降りてく

 

 れと言っても降りる気はさらさら無いという事だろうな。

 

 

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 そうこうしている間に荀ケさんVS稟の対決は終わりを迎えたようで…。

 

「くぅぅっ、ぐむむ………………………………………………………………参りました」

 

 随分と長い沈黙の後、ボソッとした声でようやく荀ケさんは負けを認める。

 

「おや、やっと終わったようですねー」

 

 風はやれやれといった表情でそう言うと、ようやく俺の膝の上から降りて稟達の方

 

 へ歩き出す。

 

 これでようやく華琳の機嫌も…と思ったその時、今度はその華琳が俺の膝の上に座

 

 ってくる。

 

「華琳、いきなりどうしt『私が此処に座ったらおかしいかしら?』…いえ、そうい

 

 うわけでは」

 

 はぁ…これはしばらく解放されそうにないな。可愛い娘が膝の上に乗っているのは

 

 男として悪い気はしないのも事実ではあるが…俺がそんな事を考えていると、

 

「か、華琳様!何故そのような所に!?そんな所に座っていたら華琳様が穢れてしま

 

 います!」

 

 荀ケさんがそう言って慌てて駆け寄ってくる。しかも、俺に向かってこれでもかと

 

 ばかりの敵意のある視線付きで。

 

「あら、そんな事は無いわよ。それに結構此処は居心地が良くて癖になりそう…ねぇ、

 

 程c?」

 

 しかし当の華琳は何処吹く風とばかりにそう言って風に話を振る。そして話を振ら

 

 れた風が今度は不機嫌そうな眼で華琳を見つめる。

 

 

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「…曹操様の仰る事ももっともですけど、忠臣たる荀ケさんがそう言ってるわけです

 

 し、お兄さんの膝の上からどいた方が良いんじゃないですか?代わりに風がそこに

 

 座りますし」

 

「程cはそう言ってるけど、一刀はどうなの?私が此処にいると迷惑?」

 

 …此処で俺に話を振るか。正直、俺としてはもうこの場から一刻も早く去りたくて

 

 仕方がないのだが…そう言ったら絶対無事では済まないだろうな。

 

「華琳様!何時までもそのような所にいたら妊娠してしまいます!!すぐにそこから

 

 降りてしっかりお身体をお洗いしないと…あんたも何時まで華琳様を乗せていない

 

 でさっさと…でもそれ以上は触るな!」

 

「!?…桂花、口を慎みなさい!」

 

「…荀ケ殿!?そのお言葉すぐに訂正した方が良いと思いますけど?」

 

 荀ケさんが俺に対して悪し様に言ってくるのを遮るように慌てて華琳と稟が荀ケさ

 

 んに言う。

 

「どういう意味よ!別に私は何一つ間違った事なんて言ってないわよ!!この北郷と

 

 いう男がどれだけ穢れているのか位…『なるほど、それではその穢れた男の子供を

 

 産んだこの身も穢れているという事になるのですね』…えっ!?」

 

 荀ケさんが稟に対してそう言い始めたのを遮るかの如くに現れたのは…夢であった。

 

「りゅ、劉協殿下!?」

 

 突然現れた夢に皆は混乱しながらもあたふたと平伏する。

 

「平伏は不要です。此処には私用…一刀に会いに寄っただけですので」

 

 夢はそう言うものの…普通に考えて皇族、しかも皇妹である夢が現れてかしこまる

 

 なという事自体無理がある話ではある。

 

 

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「劉協殿下、部下の不始末はこの曹孟徳の不始末、責めは私が負いますれば荀ケには

 

 何卒寛大な処置を」

 

 平伏しながら完全に顔が青ざめている荀ケさんに代わって華琳がそう訴える。

 

「華琳、別に私はそこの者を罪に問おうと言っているのではありません。ただ、これ

 

 なる北郷一刀はこの漢王朝の衛将軍にして我が子劉康の父、この劉協の夫ともいえ

 

 る存在です。それに触れたら穢れるというのであれば、この私もその血を継いだ我

 

 が子も穢れているという事なのかという事を聞きたいだけです。荀ケ、はっきり答

 

 えなさい」

 

 夢は言葉こそ丁寧ではあるが、完全に詰問調になっていた。そして荀ケさんは失神

 

 寸前の状態であった。

 

「夢、別に俺は気にしていないから…『これは一刀自身がどう思うかという話ではあ

 

 りません!』…はい」

 

 やはりダメか…これじゃもはやフォローのしようも無いか?

 

『おうおう、だから稟の姉ちゃんも曹操さんもすぐに訂正しろって忠告したんじゃね

 

 ぇか。劉協さんが此処に来ているのは随分前から見えてたぜ』

 

「風、今それを言うのはやめなさい!」

 

「…今のは風でなく『それでも!』…はーい」

 

 風と稟のそんな掛け合いを横目に夢はずっと荀ケさんを睨んだまま沈黙を続けてい

 

 る。そしてもはや荀ケさんは今にも心臓が止まりそうな位に口をパクパクさせてい

 

 るだけであった。

 

 

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「さあ、早く答えなさい。黙っていても何にもなりませんよ?」

 

 さて、困った…さすがにこのまま夢に荀ケさんを詰問させておいても特に何かしら

 

 好転するはずも無いのも確かなのだが…この場を打開する術も無い。そう思ってい

 

 たその時、

 

「夢、その辺にしておけ。荀ケの言葉は妾も憤らぬわけでもないが、此処でこれ以上

 

 問い詰めてもどうなるものでもないぞ」

 

 そこに命も現れて夢にそう言葉をかける。皇帝の登場に皆の顔がさらなる緊張に包

 

 まれる。

 

「姉様…しかし、この者はあろう事か一刀を『それでもじゃ、良いから此処は妾に任

 

 せよ』…分かりました。荀ケ、今の質問の答えは次に会った時に改めて聞きます」

 

 夢はそう言って足音も荒く去っていった。それと同時に荀ケさんも緊張の糸が抜け

 

 たのか、気を失って倒れこむ。

 

「やれやれ…華琳、そやつが男を嫌っておるという話は妾も聞いておる。一刀に対す

 

 る言葉もそこから出たのじゃろうが…これより先は控えろと伝えよ。次に一刀に対

 

 して同様の言葉を言ったならば妾も抑えるつもりは無い故な…一刀、華琳達の相手

 

 はこのままお主が務めよ、良いな」

 

 命はそう言ってそれ以上こちらを振り向く事無く去っていった。

 

「ヒヤヒヤものでしたねー。まさか、劉協様に続いて陛下まで来られるとはさすがの

 

 風もビックリでしたー」

 

「確かに…しかし、劉協様はおそらくは本当に一刀殿に会いに来られただけのだろう

 

 と思われますけど、陛下は一体…『それはワイが呼んだんや!』…なるほど、及川

 

 殿でしたか」

 

 

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 そこに及川が登場した事で稟は納得の表情を浮かべる。

 

「何や荀ケはんがかずピーの事を悪う言うてるのを聞こえてな、しかもそれを聞いた

 

 劉協殿下が怒った表情で向かって行くのを見たから、これはもう陛下しか抑えられ

 

 る人はおらんちゃうかなぁ思うてな」

 

「さすがは及川さん『ぐっじょぶ』とかいうやつですねー」

 

「ふっふっふ…程cはん、ワイに惚れるなよ?」

 

「心配しなくとも風にとっては及川さんはお呼びでは無いですからー」

 

「何やて!?…やっぱ、ワイはこないな扱いなのか!?夕日の馬鹿野郎〜〜〜〜〜!」

 

 風にあっさりとそう返された及川は何やら訳の分からない事を口走りながら走って

 

 いってしまう。

 

「え、ええっと…とりあえずは華琳、荀ケさんをこのままというわけにもいかないだ

 

 ろうし、今日の所は…」

 

「え、ええ、そうね…でもさすがに私一人で桂花を抱えては…『華琳様、どちらにお

 

 られますか〜〜〜!』『姉者、落ち着け。まずはちゃんと中に入れてもらう許可を

 

 取ってからだ』…どうやら迎えが来たようね」

 

 あの声は夏候姉妹か…おそらく夏候惇さんが華琳の事が心配になって夏侯淵さんの

 

 制止を振り切ってやってきたという所か。

 

「稟、二人を中へ」

 

 

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「華琳様、お探ししました!よくぞご無事で」

 

「春蘭、私は最初から一刀の所に行くから心配するなって言ってたわよね?」

 

「え、ええっと…そうだったか、秋蘭?」

 

「ああ、そうだったぞ姉者。姉の無礼、平にご容赦を…北郷様」

 

 夏侯淵さんがそう言って俺に礼を取って来る…その辺はさすがという所だな。やは

 

 り上がああいう風だと下はしっかりするようになっているようだ。

 

「いや、気にしなくて良いよ。むしろ二人が来てくれたから助かったわけだし」

 

 俺がそう言うと二人の視線は気絶したままの荀ケさんの方に向く。

 

「何かあったのですか?」

 

「まあ、詳しくは華琳に聞いてくれれば…ところで夏候惇さん、その左眼はどうした

 

 の?そんな眼帯してなかったよね?」

 

 久しぶりに会った夏候惇さんは左眼に眼帯を付けていた。

 

「ええっと、その…色々ありまして『別に蜂に刺されただけだろう?』しゅ、秋蘭!

 

 そんな事を大きな声で…その、恥ずかしいではないか」

 

「蜂に?」

 

「ええ、姉者はあろう事か大きな蜂の巣を素手で破壊しまして…そこから出て来た蜂

 

 の大群にやられたのです」

 

「大群になどやられてないぞ!ほとんど返り討ちにしてやったのだからな!」

 

 ああ、なるほど…蜂のほとんどはやっつけたものの、一匹か二匹討ち洩らした蜂に

 

 刺されたという所だな。

 

 

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「そういうわけで、少々姉の顔は北郷様のお目汚しな感じになっていますがご容赦の

 

 程を」

 

「いや別に大丈夫だけど…その蝶をあしらった眼帯、夏候惇さんになかなか良く似合

 

 っていて可愛いしね」

 

 俺がそう言った瞬間、夏候惇さんの顔が一瞬にして耳まで赤くなる。

 

「な…ななななななななななななな、何を仰るのですか、北郷様!?か、か、可愛い

 

 だなどと…ひゃあぁぁぁぁぁぁ!!」

 

 そしてそのまま夏候惇さんは何処かへ走り去っていってしまう。

 

「へぇ、あの春蘭をもねぇ…さすがは一刀、洛陽にその名を轟かす女誑しの力全開の

 

 ようね?そういうのを少しは私にも向けて欲しいのだけど?」

 

 華琳はそう言いながら俺の腕に自分の腕を絡めてくる。

 

 それを見た夏侯淵さんの顔は驚きに包まれており、稟と風の顔は何処となく不機嫌

 

 そうな感じになっていた。

 

「華琳様…もしかして、もう既に北郷様と?」

 

「そうね。桂花の言い方からすれば、私も既に穢れているという事になるのかしらね」

 

 華琳はそう不敵に微笑む。それを見た風の顔はますます不機嫌さを増す。

 

「さて、もう少し一刀との一時を楽しみたい所だけど、桂花をこのままにしておくと

 

 いうわけにもいかないし…秋蘭、帰るわよ。一刀、この続きはまた今度ゆっくりと

 

 二人きりでね」

 

 華琳はそう言って気絶した荀ケさんを夏侯淵さんに背負わせて帰っていった。

 

 そして風は不機嫌なままであった…俺は一体どうしたら良いのだろうか?誰か教え

 

 て(自覚無し)。

 

 

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「という事があったんですよー。どう思いますかー、星ちゃん?」

 

「はっはっは、これはまた…是非私もその場に居合わせたかったものだな。その話は

 

 この極上メンマに匹敵する程の良い酒の肴だ」

 

「むぅ…笑い事では無いのですよー」

 

 数日後、劉備の代理として洛陽に来ていた趙雲と久々に会った風と稟は揃って食事

 

 に来ており、その席上で風は華琳達との出来事を趙雲に話していたのであった。 

 

「いやいや、すまない。風にとっては真面目な話だったな…しかし、風よ」

 

「何ですー?」

 

「そこまで北郷様の事を慕っているのであれば、何故お主から行動を起こそうとしな

 

 いのだ?その話から察するに北郷様は少々どころかまったく女心という物を理解し

 

 ていないのだろう?そんな相手には、はっきり実力行使に出る位でないと何時まで

 

 経っても伝わらないのでは無いのか?」

 

「そんなの星ちゃんに言われなくとも分かっているのです…でも」

 

「でも?」

 

「風がそうしようとお兄さんの部屋に忍んでいったら、既に先客がいたのです。ねぇ、

 

 稟ちゃん?」

 

「ぶばぁっ!?」

 

 風がそう話を振った瞬間、稟は盛大に飲んでいたお茶を吹き出す。

 

「ほほぅ…なるほど、まさかそれは予想外だったな。まさか稟がな…」

 

「い、いえ、その…何と言えば良いのか、そ、そうです、あの時は自分でも珍しく酒

 

 を暴飲してしまい、その勢いというか何と言うか…気が付けば、その…そもそも私

 

 も別に一刀殿を嫌っているというわけでも無かったのも事実ではあるのですが…」

 

 稟はそう延々と言い訳じみた事を言い続けていた。

 

 

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「ふっ、風も大変だな」

 

「むぅ、星ちゃんのその言葉、まるで他人事のように聞こえますけどー?」

 

「ああ、まさしく他人事だからな。だから今日の酒は何時もより一段と美味いぞ」

 

 趙雲はそう言ってまた笑いながら酒を飲んでいたのであった。

 

「むぅ、星ちゃんは頼りにならないし、稟ちゃんは競争相手…もはや風は自分でどう

 

 にかするしか無いという事ですねー」

 

「ああ、悪いが私は色恋沙汰はそんなに得意な方では無いからな。そんなに北郷様の

 

 寵愛を受けたいのなら自分で何とかするしか方法は無いな。うまくいったら平原ま

 

 で知らせてくれ」

 

「もう星ちゃんには相談しません、ふーんです」

 

 風はそう言ってふくれっ面になっていたのであった。

 

「ですから、その、私とて女であるわけですし、一番身近な殿方である一刀殿に少な

 

 からず好意を抱くというのも至極当然なわけで…」

 

 そして稟は横でもはや誰も聞いていない言い訳を言い続けていたのであった。 

 

 

                                    続く。

 

 

 

 

 

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 あとがき的なもの

 

 mokiti1976-2010です。

 

 今回は何時の間にか稟が一刀とヤッていたというお話でした(マテ。

 

 とりあえずこれでまたお手付きが増えたという事です。風には

 

 何時それが訪れるのか…それは明日か一年後か?それは私にも

 

 分からないという事で(エ。

 

 とりあえず次回も拠点です。誰にしようか…このまま風の話と

 

 いうのも何だし、違う誰かにはなるかとは思いますが。

 

 

 それでは次回、第七十一話にてお会いいたしましょう。

 

 

 

 追伸 荀ケさんは陳留に帰った後も、しばらく部屋に閉じこも

 

    ったままで立ち直るのに十日程要したそうです。そして、

 

    夏候惇さんの部屋からも三日程変な声が聞こえ続けてい

 

    たとかいないとか…。

 

 

 

 

 

 

説明

 お待たせしました!

 今回は拠点第三回をお送りします。

 登場するのは稟・風コンビとその他

 です。その他が誰なのかは、見ての

 お楽しみという事で…。

 それではご覧ください。
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コメント
西湘カモメ様、ありがとうございます。とりあえず今回はというお話です。次は間違いなく即刻斬首ですね。彼女は本当に自重出来るのだろうか?(mokiti1976-2010)
桂花の暴言は即打ち首のレベルだと思うのだが?何で生かすのだか。(西湘カモメ)
スネーク様、ありがとうございます。少なくとも璃々ちゃんが座っていればそれ以上誰も何も言わないとは思いますけどね。(mokiti1976-2010)
膝の上はどこの外史に行っても璃々ちゃんの物だと思うのは気のせいだろうか?(スネーク)
陸奥守様。再びありがとうございます。ご意見は真摯に受け止めてさせてはいだだきます。今後それをするかどうかは考えた上での事になりますので、ご希望に添えない結果になるかもしれませんがその際はご容赦の程を。(mokiti1976-2010)
続き)出来ればで良いの罪悪感でもなんでも複数のの女性に手を出している事に関してこの作品の一刀がどう考えているのか述懐等を一行でも構いませんので書いていただければと思います。(陸奥守)
罪悪感に関してはいちいち書かなくても一回あっただけでも違うと思います。罪悪感を感じているか感じていないかでだいぶ印象が変わりますので。たとえば殺人をしてしまった場合まったく感じない人と罪悪感を感じている人では感じる印象が違いますよね。(陸奥守)
禁玉⇒金球様、再びありがとうございます。一刀以外をこき下ろすなどというつもりはありませんが、そういう話を書いて改悪と受け取られる事についてはこちらとしてはそういう意見もあると受け止めるのみです。繰り返しになりますが、今後もご不快な描写は出るとは思いますが平にご容赦の程を。(mokiti1976-2010)
むしろ一刀マンセーを地で行きさらには他は欠点を強調して改悪の方向ですか?、荒らしのつもりはないですが受け答えの明確な作者様だからこそここまでコメント出来るのですが、飽くまで批評と受けて下さればありがたいです。(禁玉⇒金球)
HAL様、ありがとうございます。桂花さんは一刀の周りにいる女性達(特に皇族)の怖さを忘れていたのか認識していなかったのか…次回こうなったらもう救いようも無いかもしれません。そして見事に漁夫の利を得た稟さんでした。(mokiti1976-2010)
D8様、ありがとうございます。正直、これだけ女性が出て来る世界で特定の誰かだけなどという方が難しいような気もします。原作もハーレム前提でやってましたし。一刀が超ブサイク野郎とかだったら別なのでしょうが。(mokiti1976-2010)
陸奥守様、ありがとうございます。そのようなssも確かにございましたが、あれだけ分散してたら私には全部書けませんので悪しからず。それにいちいち『複数の女性と関係を持ってしまった、どうしよう?』みたいな事ばかりじゃ話が重くなるので…申し訳ございません。(mokiti1976-2010)
禁玉⇒金球様、ありがとうございます。だって『恋姫=一刀教』でしょう?…というのは冗談ですが、一刀の立場からすれば彼をsagesage出来る存在などそうそういませんし…そうすると一刀を悪し様に言った人間や脇にいる人間をおとすしかと思っております。ご不快でしょうが平にご容赦を。(mokiti1976-2010)
チョコボ様、ありがとうございます。一応その内治るよーという意味合いも込めて蜂にしました。(mokiti1976-2010)
雛衣 観珪様、ありがとうございます。そうですねー、改まれば良いんですけどねー…でも無理そうな気もします(オイ。(mokiti1976-2010)
(続き)仰る事もご尤もでしょうし、そういう事に対して一刀が鈍くなっているのも確かですが…今更特定の誰かだけなど無理でしょうし、一刀には全てに責任を取ってもらうのみです。(mokiti1976-2010)
Jack Tlam様、ありがとうございます。何だかんだいっても恋姫の大半はまだまだ少女の域を脱していないという所でしょうね。しかし一刀にこれ以上近付きたければガンガン行かなければならないのは事実ですし…果たして?そして桂花さんは…男という事だけを見て一刀の立場云々を忘れてしまっていますね。今後多少なりとも改善すれば良いですが。(mokiti1976-2010)
神木ヒカリ様、ありがとうございます。華琳達との出来事があってから星と会うこの数日内の出来事です。そして…はっきり行動で示さないと一刀には通じないのは確かです。果たして今後は?(mokiti1976-2010)
クラスター・ジャドウ様、ありがとうございます。彼女の舌はもはや諸刃の剣なのかもしれませんね。それに男嫌いはどうしようも無いかもしれませんが、さすがに男女揃わなければ子は出来ませんしね。(mokiti1976-2010)
nao様、ありがとうございます。はい、自業自得ですね。さすがにもう外では言わないでしょうが…陳留ではまだ言ってたりして(エ。(mokiti1976-2010)
いた様、ありがとうございます。その二人だけならまだ良いのですが…果たしてどれだけの女性が参戦する事になるのでしょう?(mokiti1976-2010)
一丸様、ありがとうございます。はい、風は可愛いですね。それについては間違いのない話です。果たして彼女の想いは何時遂げられる?(mokiti1976-2010)
更新お疲れ様です。桂花(((( ;゜Д゜)))ガクガクブルブル、そして失神(><) 猛アピールの華琳&風を余所にいつの間にかインターセプトの稟が(^^;; まあ、桂花が再犯したら、皇族命令で死刑より惨い一刀との一夜かな? 次回も楽しみにしています。(HAL)
自分は陸奥守さんとは逆ですね。及川とかその他モブの恋愛要素とかいらん。理由は単に恋姫は一刀がといちゃついてる時が一番かわいいから。2828できるから。他の男とイチャついてたら寝取られてるようにしか見えん。吐き気がする。あと一刀の複数の女云々は元がハーレム系だからとしか言いようが。(D8)
↓↓陸奥守さんお止め下さい、貴方まで地雷原でフラメンコ踊る事はない。↓jackTlam先生、ハーレムゲーが元ですからある程度は許容範囲ですけど自覚出来てないからある程度嫌われるのです我等がチン皇帝一刀君は(禁玉⇒金球)
確かにね……前作の一刀は特定のパートナーが既に居て、その存在が罪悪感とかそういうものを生み出していたが、ここの一刀は鈍感というレベルをとっくに超えてる。全員愛するだけマシかもしれないが、これじゃあどこぞの伊藤さんと変わらないぞ?天和さんに切り裂かれるぞ?白蓮さんに馬で轢殺されるぞ?……他作品ネタ申し訳無いが、その領域に片足を突っ込みかけてる。(Jack Tlam)
禁玉⇒金球さんにちょっと同感、一刀だけでなく及川とか他の男武将の活躍やら恋愛が含まれるとさらに良い作品になるのではといつも思っています。あと一刀は複数の女性に手を出して何も感じていないっぽい所(反省やら申し訳なさとか後悔とか)が屑っぽく感じる。(陸奥守)
ズバリ指摘しますと、いやこれ迄も指摘は偶にしましたが、一刀ageageの他sagesageが極端で目に余る、一刀教じみてて結構モヤモヤします(禁玉⇒金球)
夏侯惇伝説が蜂ってw(チョコボ)
桂花たそもいつかはやらかすだろうなーとは思っていましたけれどもww まぁ、これを機に改めてくれたら苦労はしないんですがねー(神余 雛)
一刀に対する暴言というのは、親しい間柄での冗談交じりな会話程度なら兎も角、これは冗談では済まされないし、一刀が気にしない云々の問題でもない。抑々たかが地方領主の一軍師と朝廷直属の高位武官では格が違い過ぎる上に、皇妹である夢、益州牧&皇族である鈴音の子の父でもある人物を侮辱するのは、王朝の威信にも関わる重大極まる事件ですから。(Jack Tlam)
風の要望は理解出来ますが、なんだかな……微妙な気持ち。ああだこうだ言う割には恋姫達には積極性が無いように感じるけど、大半が十代で経験薄い或いは無いですからね。後は女性優位な外史世界故の男性に対する傲慢さも見え隠れ。風にはそうした差別意識は無いでしょうが、ね。相手に求めるならまず自分から行動を起こす、というのは人間関係の基本です。(Jack Tlam)
稟何時の間にやったんだ!?それと星の言う通り自分からいかないと、一刀には通じないんだよね。(神木ヒカリ)
…どうも荀ケは軍師を名乗る割には、激情家で視野が狭い所為で自滅しがちな印象が強いな。それに極度の野郎嫌いも、単一性生殖やクローン人間が確立したSF世界観なら兎も角、三国志外史では緩やかな人類絶滅願望の様な…?(クラスター・ジャドウ)
桂花は完全自業自得だったw次はないって言われても衝動的に言いそうだなw(nao)
なるほど……次の『膝の上争奪戦』は、命様と夢様の取り合いになるんですね? (いた)
風が可愛いんじゃーーーーー!!可愛いんじゃーーーーー!!可愛いんじゃーーーーー!!可愛いんじゃーーーーー!!可愛いんじゃーーーーー!!・・・ではでは、続き楽しみに待ってます。(一丸)
たっつー様、ありがとうございます。夢も皇族としての威厳が増してますしね。しかもそこに一刀の対する暴言が来たとあればおっかな…ゲフンゲフン、迫力も増そうというものです。そして…たまには油揚げをかっさらわれる風も有りかなぁと。(mokiti1976-2010)
D8様、ありがとうございます。星さんのキャラならこう言うんじゃないかなぁという事で。これから皆が積極的になっていくのはもはや避けられないお話です。そして…桂花さんには今後口を慎んでもらわないと本当に命の保障すらおぼつかないという事ですね。(mokiti1976-2010)
エドガー様、ありがとうございます。積極的に行こうとしたら稟に先を越されていたというお話です。そもそも一刀の周りは押しの強い方々ばかりですので競争率は激しいですしね。そういう意味では稟は幸運の持ち主か?(mokiti1976-2010)
daitetu様、ありがとうございます。まあ、何時の間にというか、あまり男の人に可愛いと言ってもらった事の無い春蘭さんが舞い上がっていたというお話なのかもしれませんが。そして…まあ、桂花さんは本当に次は無いですね。(mokiti1976-2010)
星さんが全ヒロインに対して的確なツッコミを・・・!鈍感主人公に対してヒロイン共は積極性がなさすぎる。中々気付かないと分かってんなら行動で示さないと・・・・。あと、桂花の暴言については完全な皇帝への侮辱だからなあ・・・。つか、人類の半分嫌っといて軍師ってアンタ・・・。(D8)
あら珍しい。風さんはもう少し積極的だと思っていたのに…。というか稟。いつの間に美味しい思いをしていたんだw(エドガー)
一体いつの間に一刀は春蘭を……さすがのフラグ建築能力だなぁ。そして桂花はそんな調子じゃいつか殺されてしまうぞ?(daitetu)
流星ハリマエ様、ありがとうございます。酔った勢いというのだけは合ってますけどね。そして…まあ、桂花さんも間違いなく次は無いですね。夢も命も決して許したわけでは無いので。(mokiti1976-2010)
酔った勢いで既成事実!!・・・というわけではなかったらしいね。桂花も違う話なら笑ってすまされるだろうけどここでの場合なら打ち首ものの(一族)断絶ものだよな。桑原桑原(黄昏☆ハリマエ)
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