MG クロスボーンガ
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説明
<概略>

ネット上の完成品オークションに出品されていた白いショットランサー付きのクロスボーンガンダムX1を参考に、オラザク設定のX2のカスタム機として、製作しました。ザビーネ機体なのに、なぜ色が白に近いグレーなのか、それは後述します。

<キット説明>

MGキットのクロスボーンガンダムX1にエントリーキットのベルガギロスのパーツを組み込んだりした改造は以下の通りです。

1)ベルガギロスの両肩のサイドアーマーを取り付ける穴を肩に空けて真鍮線とポリキャップを使って取っ手を付けて取り付け。
2)ブレードアンテナを使わずに、ベルガギロスのアンテナを使った。
3)新武器のショットランサー改を取り付けるときは、腕のブランドマーカー発生器を逆に取り付けた。
4)新武器&盾のビースベクスを取り付けるパーツをジャンクパーツからもってきて、左手に取り付け、ブランドマーカー発生器で挟みました。

これだけ。だから全然改修なんてしてません。ですが、このキットはさすが”カトキブランド”のキットだけあって、元々改修をほとんど必要としない程、超精巧に出来てます。

<オリジナル武器類>

1)右手:ショットランサー改(ベルガギロスより。シャフトをジャンクパーツを使って長くしてます。)
2)左手:B.E.A.S.Be.C.S.(ビースベクスと読みます。”ビームエネルギー吸収シールド+ビームキャノンスマッシャー”の英語名である、
Beam Energy Absorption Shield & Beam Cannon Smasher
の頭文字を英語風に読みました。

<武器詳細説明>

ショットランサー改→シャフト部分のジャンクパーツを改造して取り付け、長くしました。出力は高くしてますが、基本的にはX2と同じものです。

ビースベクス→クロスボーンガンダムX1フルクロス版に付いている新武装”ピーコックスマッシャー”風の、”8方向”ビームキャノンですが、それだけではなく、”ビームエネルギー吸収シールド”が付いてます。これはビームシールドパーツを改造した物で、ABSマントの様にビーム砲のエネルギーを無効化するものではなく、特殊な素材で出来たシールドの面に直撃させて、ビームエネルギーを一旦別のエネルギーに変換させてしまいます。そのエネルギーはベルガギロスのバックパックとして使われていたシュルフを改造したものに蓄積され、ある程度溜まったところで、ビームエネルギーに再変換され、8方向に放たれる多方向ビームキャノンスマッシャーで使われます。

<基本武器類>

ビームサーベル2本(コアファイター装備)、大型ヒートサーベル1本(ザンバスターを分離して使う)、ザンバスター1丁(X1用ビームライフル)、スクリューウェッブ2門(ドリル型ヒートロッド)、ブランドマーカー(腕部の装置より発生するビームソードで殴るビーム型打突武器)、シザーアンカー2門(前パッドが変形して射出されるアンカー)、ヒートダガー2本(脚部に内蔵される物理斬撃武器)

<今回取り付けられなかったもの>

ABC(アンチ・ビーム・コーティング)マント(胸部の取り付けフックが破損し、止めておく物がなくなったため)

<塗装>

1)X1キットの白部分:1200番のグレーサフで塗装したままです。このグレーは大好きなので、白系MSではいつものように行っている塗装です。
2)X1の赤部分:これは全てグフのブルー系塗料で塗装しました。
3)X1のバーニアノズル:タミヤの水性アクリル塗料のクロムシルバーで塗装。
4)X1の黄色部分:必要なところだけラッカー系塗料のキャラクターイエローで塗装。
5)ベルガギロスのパーツから作ったりパーツ取りした物:
5−1)ビースベクス:成型後、ビームシールドだった部分は裏にアルミ箔を貼り、真ん中にバックパックを取り付け、カラー塗装し、全体を光沢スプレーで塗装しました。シェルフ部分はそのまま、組んで、1200番グレーサフとブルーで塗装し、つや消しスプレーとマーキング貼りをして組み立てました。
5−2)ショットランサー(改):シャフト部分を延長し、先を尖らせて、へこんだ部分をパテ埋めし、組んで塗装し、腕に当たる部分に補強のためセロテープで層を作って調整しました。スコープ部分は、H-アイズのグリーンモノアイを加工して四角く切り取り、裏にメタルシールを貼り付け、シールを剥がして取り付けました。これにより、フラッシュをたくと光ります。
5−3)アンテナ:これはX2では標準になっているベルガギロスのアンテナ。キャラクターイエローで塗装し、X1のアンテナと取り替えてX1キットの頭部に取り付けました。
5−4)肩サイドアーマー:両肩に取り付けたベルガギロスの肩サイドアーマーには、ベルガギロスキットのクロスボーン・バンガードのそこに貼るための水転写シールを使いました。真鍮線の穴を空けて真鍮線を通し、X1の肩に取り付け、隙間をポリキャップで埋めました。

<組み上げ>

基本的に”ストレート組み”です。ので、パーティングライン消しは行ってません。

<フィニッシュ&マーキング>

ラッカー系艶消しクリアースプレーでフィニッシュした後、X1のマーキングとベルガギロスのマーキングとストックのシールでドレスアップしてます。

<感想と補足>

とにかくパーツとマーキングが多い!。作るのが大変でした。でもMG故、塗装分けしやすく作りやすいキットでもあります。大きさが1年戦争の1/144大型MSキットとほぼ同じ(ドムなどの事)なので、F91世界の小型コンパクト設計のMSです。

さすが、漫画を立ち上げるにあたって初期からMSデザインを担当されていたカトキさんだけあって、非常に洗練されたデザインです。X1を一番最初に観たときは、”ドクロマーク付き、なんてふざけたMSだ!”と決めつけてましたが、このドクロマークには深い理由があったことがわかり、さらに他のパーツが非常に洗練されてかっこよかったので、今ではお気に入りです。

そうそう、なんでザビーネのX2なのに、X1に近い”グレー”なのかというと、ザビーネは正史では、暴走してX2で暴れ回っていますが、オラ設定として、”クロスボーン・バンガード再建”という名目だけについて協力することにして、X2がベラ・ロナ指揮下の母艦、マザーバンガードに帰順(帰化)して配備されるにあたり、ザビーネのパーソナルカラーを消すため、ザビーネと相談して決めた折衷案(せっちゅうあん)として、白と黒の間のグレーを採用した、からです。でも、それでは面白くないので、赤色部分を全部明るめのブルーでまとめました。

本体もX2カスタムにするにあたり、アンテナは正史通り、ベルガギロスの物に変更し(正史のままなら、X2そのままということになるが)、X2のショットランサーは長めのシャフトに交換され、出力も大幅アップされて、ショットランサー改となりました。また、新装備というか、マザーバンガードで開発された試作型武装として、上記のビースベクスを搭載することになります。これはX1改改の”ピーコックスマッシャー”と同等の装備と防御を兼ねた物で、主に接近戦武器が多かったX2を近、中距離攻撃にも使うために搭載されたとも言えます。

ABCマントもオラ設定でも問題なく装備できるのですが、キット的に破損してしまったので、今回は装備しないという事に変更しました。

これ以外はキットのままです。

かなり無理のあるオラザク設定だとは思うのですが、私的には気に入ってます。X2まんまの黒い色も良いけど、ガンダムは基本白系がやっぱり似合います。ベルガギロスの残ったパーツで、ベルガギロスの頭部を付けようと思いましたが、アンテナもないし、接続部分が全然違ったので中止しました。

ではでは。

***

<当時の完成情報、設定、使用キット情報>

完成日:07/02/19
登場作品(オラザク設定なのでベース機体だけ):
機動戦士クロスボーンガンダム

Scale & Grade
a) ベース機体
Ver. Kaシリーズ:1/100 MG
形式番号:XM-X1
名称:クロスボーンガンダムX1
(CROSS BONE GUNDAM X1)
S.N.R.I.PROTO TYPE MOBILE SUIT
(U.C.0133 JUPITER WAR)
宇宙世紀0133 木星戦役

キット定価:3500円(税込み)
(☆オラザク設定なので基本のままの塗装ではないです)

b) 武装、装備のパーツ取り用機体
機動戦士ガンダムF91シリーズ No.6:1/100 Scale
形式番号:XM-05
名称:ベルガギロス
(クロスボーン・バンガード 指揮官用戦闘型MS)

キット定価:1000円(税別)
(☆武装のパーツ取り用の機体のため、ボディなどは使ってないです。)

c) 各種ジャンクパーツ



XM-X2C CROSS BONE GUNDAM X2 CUSTOM
クロスボーンガンダム X2カスタム
or
クロスボーンガンダム X2 ザビーネ・シャルカスタム機
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コメント
F91のアンナマリーの事はともかく筋は通す人だと思ってたんですがね…最終的に精神崩壊していたので仕方が無かったのかもしれませんが。ショットランサーは刺突・射撃・射出が出来る多機能兵装ですが反面扱いが難しいらしいので少数精鋭のクロスボーン・バンガー ドならではの武器なのかもしれませんね、構える姿とか格好良いですし。それでは何度もご返事頂きありがとうございました。(双子辰)
双子辰、こんにちは、コメントありがとうございます! ザビーネはスパロボのクロスボーンシナリオでも木星の事がありながら”悪役”でしたから仲間に入りませんでしたね。是非極端なif渇望です♪ ショットランサーはあまり実用的ではないですね(enarin)
enarinさん、コメントへのご返事ありがとうございました。そういえばヒート系以外の実体武器って珍しいですよね、元は極力コロニーやパイロットを傷つけないだった筈ですが…だからX2改は持ってないんですかね?確かそもそも敵として登場する“F91“の頃はともかく“クロスボーン・ガンダム“では確か裏切る展開ばかりかと…もし最終局面でまともだったらブリッジを被弾しそうになるマザー・バンガードを機体を盾に護って散る…みたいな展開もあったかも?(双子辰)
双子辰様、ご閲覧、コメント、誠にありがとうございます。ショットランサー、好きなんですよね。その思想も形も効果も。この設定に行く最終if局面”3機の(白色の)クロスボーン”!! 熱い展開ですね!(スパロボでもそのifは無かったですよね、確か) ありがとうございます!(enarin)
そういえばGFFだと何故かX1にもショットランサーが付いてましたね、シーブックが自分を捨ててキンケドゥと名乗った様にザビーネも…もしそうなっていたら最終局面でも健在のマザー・バンガードとそれを護る3機のクロスボーン・ガンダムを見れたかもしれませんね。(双子辰)
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