真・恋姫ログ・ホライズン第六話
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アキバへの帰還、及びセララさん救出及び帰還のお祝いとしてにゃん太師匠監督の元、三日月同盟の料理人達が料理を作り、セララさんを含む皆は久しぶりに食べる味がするそれもメッチャ美味い料理を食べセララさんの帰還を祝っている

 

 

俺?俺はと言うと

 

 

 

ブッヒヒィイイイイイイイイイイイン!!×数十匹

 

 

カズト「死んで堪るかぁああああ・・・・へぶぅ!?」

 

 

明命「はうわっ?!カズト様が死にました!?」

 

蓮華「この人でなし!」

 

思春「では生け捕りを続けましょう」

 

 

 

豚などの食材に最適なモンスターを捕獲しまくっています・・・・俺を餌にして

 

あまり大人数で動けないため呉組の三人と一緒に食糧調達をしている

 

思った以上に三日月同盟の人達の食欲が凄かったのだ

 

それでさすがに俺一人では時間がかかるので呉組の三人を援軍に呼んだのだ。今はまだ俺達以外に情報が漏れるのを防ぐために

 

たまに作者がこの前みた狂宴、カーニバルなファンタズムでよく死んだ全身蒼タイツのネタを挟んで面白おかしく豚系の群れを誘い込んで一網打尽

 

知ってるか?馬並みの背丈の馬鹿でかい猪が普通に倒したらたった二キロ位のブロック肉しか残さないんだぜ?

 

やってられるか〜!?だよマジで

 

 

 

カズト「今のでノルマ達成かな?もう少し捕まえとく?」

 

蓮華「そうね、後はコッチでいくらか捕獲して置くわ」

 

明命「お疲れ様でしたカズト様!護衛は本当にいいのですか?」

 

カズト「大丈夫大丈夫、今の時期PKするアホはいないだろうしこの時間帯は誰も居ない筈だし、だよね?思春」

 

思春「ああ、問題無いだろう」

 

カズト「それじゃぁまた」

 

 

 

俺は蓮華達と別れ大量の猪共を一端眠らせ素早く誰にも見つからない様に三日月同盟へと向かった

 

戻って見ると・・・厨房が戦場と化していた

 

すぐさま俺が持って来た猪たちは解体されお肉と成って行った

 

俺も解体に加わり料理人たちの補助に周り気づいたら深夜を回って皆お腹を膨らませて眠っている

 

俺はシロエ師匠とマリエールさんと一緒に寝ちゃった人達にタオルを掛けていった

 

二人に一度ギルドに戻る事を伝えてギルドホールを出て行く

 

 

 

 

 

 

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無双の恋姫ギルドホール

 

ギルドマスター室内にて

 

俺の他カリン・シェレン・トウカの三人が居る

 

 

 

カズト「ただいまみんな、状況はどんな感じ?」

 

カリン「概ね念話で話した内容からそれほど外れてないわ」

 

カズト「そうじゃないよカリン・・・笛吹き男達の事だ」

 

シェレン「さっき二人の代わりに左慈と于吉が監視していたくれんだけど。明命と思春の二人でギルドとフィールド両方とも監視させといたわ」

 

カズト「それで?」

 

シェレン「予想通り真っ黒よ、師範システムも使わずに新人育成とか笑えないわ。まともにパーティとして機能していなかったし、エリア内は見てないけど・・・外出した子供は戦闘系だけで他の子達は一切見ていないわ」

 

カズト「・・・そうか」

 

 

 

予想通りと言えば予想通りなのだが。この原罪が一つ憤怒が湧くのもまた必然だなぁ?オイ

 

一度落ち着く為に深呼吸三回

 

 

カズト「・・・ふぅ〜、予定通り監視は続行、左慈と于吉は実行日まで共に監視を続けてもらって。武官の皆にはちょっと遠出して食材を取って来て欲しい、華佗たちや戦闘系は全員行って」

 

トウカ「うん、伝えておくね」

 

カズト「助かる。カリン、調理器具や食材の運搬経路。後御店の方はどんな感じ?」

 

カリン「真桜が屋台諸共色々と作ってくれたら調理器具は勿論出店に搬入なんでもござれよ。何時でもシロエの所と連動可能よ」

 

カズト「さすがだよ、パーフェクトだ。メニューの方は?」

 

シェレン「確かシロエ達はバーガー系を出すかもしれないのよね?それに合わせてコッチは更に安い物と高い物ね」

 

トウカ「具体的には安いのは軽いポップコーとポテトチップスに、ナゲットやポテト。高いのはおにぎりに味噌汁だよ」

 

カズト「なん・・・だと!?」

 

 

ポップコーンとポテトチップス。ナゲットにポテトはまだわかるポップコーンはそれっぽいのを換装させればいい、ナゲットとポテト、チップスもカリン達にかかれば軽い物だ・・・・だがおにぎりと味噌汁である!

 

ここは日本サーバー、幾らネトゲやっている連中でもご飯は食べる。その中で御飯に味噌汁など出せばどうなる?故郷(日本)の味である。銃火器で例えるならば前者は対人兵器。後者は対軍兵器

 

使う対象のレベルと規模がまるで違う

 

それに今のは代表的な例えだ。恐らくまだ何かある。特に甘味やお茶的な物も

 

 

カズト「・・・うん、これ以上は俺の精神上よろしくないから始動した日の楽しみにするよ。今夜から明日にかけてシロエ師匠は動き出す、各人食材の貯蔵を十分に。料理人の皆も大変だろうけど頑張って、これさえ乗り切れば後は楽になる」

 

カリン「ええ」

 

シェレン「まかせて」

 

トウカ「はぁ〜い」

 

 

 

 

こうしてこの日の会議を終え、俺はギルメンの皆と会ってからギルドを後にする

 

ススキノに持って行った真桜に頼んだアレはモンスター専用に調整した捕獲用のアイテムを幾つか貰っておく

 

高レベルやレアなモンスターを捕まえに隠密系と異常状態系の付与や効果を持つ装備に総換装して

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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翌日、俺はシロエ師匠に呼ばれてこの世界で初めて会った場所、側に泉がある大樹の元へやって来た

 

其処には直継とアカツキが居て、シロエ師匠の雰囲気が変わっている

 

 

カズト「おめでとうございますシロエ師匠」

 

 

シロエ「どうしてわかったのかなカズ」

 

 

カズト「俺、こう見えても魔法使いの弟子ですから」

 

 

シロエ「そうだったね、これから三日月同盟に行くんだけど着いて来てくれる?」

 

 

カズト「御意」

 

 

 

 

場所は変わり三日月同盟所有ギルドゾーン

 

 

此処にはお互い向かい合うように座るシロエ師匠と対面に座るマリエールさんとヘンリエッタさん、そして椅子に座らず傍らに立っている俺と小竜の五人

 

シロエ師匠は今度はこちらからお願いがあるので助けてくださいと話を持ちかけた・・・僕達のギルドにと

 

シロエ師匠のギルドの話しの後、居場所が出来て良かったと涙ぐむマリエールさんが落ち着いてから本題に入る

 

アキバの街の事、知り会いの二人が。初心者救済を歌って新人冒険者を軟禁というか監禁してEXPポットを売りさばいているギルド、ハーメルンに所属されていること

 

 

 

 

小竜「と成るとギルドから脱退させればいいんですね。腕利きを何人か」

 

シロエ「違います、彼等には退場してもらいます」

 

小竜「それって・・・ギルドを解散させるって事ですか?それなら腕利きを集めて」

 

シロエ「言葉通りの意味です・・・・アキバの街から追放します」キラリ

 

 

 

目元が常闇の様な黒く暗い影を落とし位置を直した眼鏡からは妖しい光がチラリと

 

完璧にビビって固まっているよ。まぁ本気の師匠はマジ凄いけどその分。怒らせたらマジ恐い、某借金執事並みに

 

話しを進めるために俺はこの硬直をほぐす

 

 

 

カズト「参謀より策を御教えいただきましたが十分に可能かと思われます。既に私のギルド、無双の恋姫は準備を完了させております。何時でも戦列に加われます・・・がその前に三日月同盟の御力がどうしても必要です」

 

マリエール「ほんでシロ坊?具体案はどないなん?」

 

カズト「まずは資金が必要です。手始めに・・・金貨五百万枚」

 

 

 

・・・・・・は?

 

 

 

小竜「金貨・・・・おかね?」プルプル

 

マリエール「(硬▽直?)」

 

ヘンリエッタ「無茶です!?ギルド所有の金貨とギルド会館の銀行に預けているギルドと皆の金貨すべて合わせても絶対足りませんと言うより百分の一にも充ちません!!」

 

シロエ「ハーメルンはホンの序です。そしてお金なんて誰の物かなんて考える必要はありません、手元に無いならば外から引っ張ってくればいんですから」

 

マリエール「・・・カズ坊?」

 

カズト「参謀の言う通り奴らはただの通過点でしかありません。無双の恋姫は金銭以外の支援及び前衛を務めます・・・が。今回ばかりは三日月同盟の強力が必要です、ウチは可燃物に油をしみこませた様な物。火種と成って欲しいのです、どうですかヘンリエッタさん?集められますか?」

 

ヘンリエッタ「・・・可能です、金貨五百万枚」

 

 

 

二人のメガネキャラがメガネを直す仕草・・・・コレ味方だからいいけど敵だったらメッチャ胃が痛くなりますわ

 

その後、シロエ師匠の大規模作戦の説明を受け皆が動き始めた

 

俺もまたシロエ師匠のオトモをしつつあっちこっちに連絡を入れて、一番大変なマリエールさんの所に風を援軍に。あの人書類苦手っぽいからなぁ・・・・ヘンリエッタさんに捕まらなきゃいいけど

 

俺は師匠の補助をして書類をアホみたいな速度で量産・・・あ、コレ。マリエールさん追い込んでる・・・まぁいっかwww

 

戦闘班は直継と共に猪型と鳥型のモンスターの捕獲、他の子達は意匠や看板の製作。料理人はメニュー作り

 

そして俺達四人+αの五人で書類との激戦を続けて数日後

 

 

 

 

 

クレセントムーンが開店した

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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アキバの街、とある廃墟にて

 

 

 

ピロリロリン♪ピロリロリン♪

 

 

 

カズト『やぁソウ、今いいか?』

 

ソウジロウ『大丈夫だよカズト、何かあったの?』

 

カズト『コレから起きるってのが正しい表現かな。アキバの・・・って所に俺達が最も欲している物が出るんだ、すぐに完売しちゃうから早目に行く事を勧めるよ』

 

ソウジロウ『僕達が今最も欲している物?・・・解かりました、丁度外に行く娘達が通りがかる場所ですので伝えときます』

 

カズト『ああ、そうしてくれ。それじゃぁ』

 

 

 

チリンッ♪

 

 

カズト「コレ位ならいいですよね参謀」

 

シロエ「まぁ、君とソウジロウなら問題無いだろうね」

 

カズト「それにしてもおっかない事をしますねぇシロエ師匠。金貨五百万枚なんてレギオンレイド級のギルドでもバカにできない金額をあっさりと手に入れる算段を付けるなんて、しかもこれが単なる通過点だなんて、トドメにその金貨でアレを行うとか。マジ魔法使いに思えません、ついでに名前シロエからクロエに改名しませんか?」

 

シロエ「ヘンリエッタさんみたいな事言わないでよ、それに金貨の使い道は兎も角。金貨五百万枚を集める事はカズでも考え付いたでしょう?」

 

カズト「まぁ・・・でもそれなりに時間がかかりますし、にゃん太師匠の料理を食べなければ辿り着くのに最悪一ヶ月はかかりますよ」

 

シロエ「まぁ、ほかのプレイヤーが気付くのにそれぐらい必要かな」

 

カズト「速い人だと半月・・・っと始まりましたね」

 

 

 

 

 

眼下ではマリエールさんとセララさんあと二人くらいのピンクとシロを基本としたミニスカ半袖のかわいらしい制服を着こみ、軽食店『クレセントムーン』が開店した

 

そう、この世界で初となるであろう味がする、それもメチャクチャ美味い料理がソコソコの値段で提供されるのである

 

既に今まで嗅ぐ事が無かった上手そうな匂いが俺とシロエ師匠が居る高い位置にまで漂ってくる・・・試食とか味がする料理とか食べられなかったら速攻で飛びつく、光速越えられるよ?空気の壁?ブチ抜く

 

おっ、前に俺達を襲ったPKの女と男がいる。男がマリエールさんに勧められ買う・・・のは隣りの女らしい。オイオイ

 

購入したのはバーガーっぽい

 

 

 

因みにここでは金貨十枚で安宿、食糧アイテムなんかも金貨五枚程と安い為アキバでは金貨三十枚、ゴブリンを六匹くらい倒せば事足りる

 

だがクレセントムーンの出している三品。クレセントバーガー金貨十五枚・カリカリチキン金貨十八枚・ブラックローズティー金貨五枚のチョットお高めである

 

他の冒険者たちも賑やかしにしてはお高く酔狂なと思っているだろうが。っと出来上がったッぽい

 

紙包みに入っているのはシンプルなパンにレタスっぽい葉野菜とトマトっぽい物と猪肉を焼いた物にソースをかけた本当にシンプルな物だが・・・・さぁ食べよ、さすれば救われん(何▽様?)

 

クンクンと匂いを嗅いで一口。一瞬止まったかと思うとハグハグと食いつき

 

 

 

女冒険者『ハンバーガーの!・・・味がするぅ(号▽泣♪)』

 

 

 

途端に広がる驚愕と歓喜

 

他の冒険者達が基本のバーガーからチキンにティーと飛ぶように売れて行く・・・おっ、ソウの所の人がいる、ソウから聞いたのか一通りを自分達とソウの分を買ってギルドへ飛んで行った・・・自分の分は食べながら全力疾走って。やっぱ今まで味無しの御飯しか食べてない人だとこうなるのか

 

 

その後も人が集まり続けている中、シロエ師匠と共にその場を後にする

 

 

 

ギルド記録の地平線、ログ・ホライズン最初のクエストが始まった

 

 

 

 

 

 

 

 

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その日たったの数時間でクレセントバーガーがアキバに知れ渡り、皆味がする美味い料理を知り以前の味のしない食べ物を食べられなくなった。それは水であってもだ、ブラックローズティーも完売こそしなかったが売れ行きは中々に良い

 

その日は三時間と経たずに主力のバーガーとチキンは完売した

 

そしてこの餌に食いついたのは戦闘系ギルドや一般の冒険者よりも血眼になっている商業生産系の三大ギルド

 

 

第一位『海洋機構』

 

第二位『ロデリック商会』

 

第三位『第八商店街』

 

 

この三大勢力であり、俺達が垂らした釣り針に掛かるのは確実だろう

 

クレセントムーンを開店したその日の夜

 

俺はシロエ師匠とにゃん太師匠と共に在る場所に来ている、見た感じ駅のホームのように見える

 

周りの建物を見ていたら・・・購入可能であるらしい

 

 

 

シロエ「ああ、このアキバ全体で見た限りだけど土地や建物を購入できるらしいよ。莫大な資金が必要だけど」

 

にゃん太「ならば、我々記録の地平線の本拠地として。東京駅でも購入しますかにゃぁ?」

 

カズト「にゃん太師匠にゃん太師匠!その後の税的な物も含めて速攻で破産出来ちゃいます!」

 

 

ソウジロウ「あはは、変わりませんね皆さん」

 

シロエ「久しぶり、ソウジロウ」

 

にゃん太「お久しぶりですにゃぁソウジっち」

 

カズト「念話で話した通り時間ピッタリだなソウ」

 

ソウジロウ「だね、ってカズト?その武装はナニ?」

 

 

なんかヤンデレの様に目からハイライトが実家に帰りました

 

 

カズト「落ち着けアホ!コレは必要に応じて身に着けているだけだ!」

 

ソウジロウ「あっそうだったんだ、いや〜てっきりもう真面に殺合が出来なくなるかと思ったよ」

 

カズト「仕合の一文字が違うように聞こえるが。こと戦闘に限ってなんでバーサーカーみたいになるんだこのバトルジャンキー予備軍」

 

ソウジロウ「まぁまぁ、それでシロ先輩たち揃って僕に何か?」

 

シロエ「うん、ソウジロウに頼みたいことがあって」

 

ソウジロウ「いいですよ。僕は何をすれば?」

 

カズト「あぁ〜一応聞いとく、作戦内容聞かなくていいのか?」

 

ソウジロウ「もちろんだよカズト、僕は前衛バカだからね。シロエさんの全力管制戦闘の内容を教えられても理解できない。僕はどう動けば?」

 

 

 

 

その後シロエ師匠からの指示に従いソウは動き始めた・・・さて。俺は俺の出来る事を勧めるか

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・続く

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あとがき

 

 

どうもアサシンです

 

 

 

全然進みません(未▽熟!)

 

もうすでに夏ですよ!?七月入っちゃいますよ!(執_筆当時六月三十日)

 

三日月のマスターが頑張り、カズトは着々と準備を進めております

 

 

 

では次回予告へ

 

 

 

次回 真・恋姫ログ・ホライズン第七話

 

       クレセントムーン支店、クレセントスター開店

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ではでは

 

 

 

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説明
ギルド・記録の地平線
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コメント
黒鉄さんへ、アサシン『残念ながら名前しか登場しませんwww』(アサシン)
げんぶさんへ、TS・・・・・・・ある意味書こうと思えばかけるのでは(アサシン)
左慈に于吉……ガチホモコンビも居るのか……(白目)(黒鉄 刃)
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真・恋姫ログ・ホライズン ログ・ホライズン シロエ 直継 アカツキ カズト 三日月同盟 記録の地平線 無双の恋姫 西風の旅団 

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