ここは、長安にある城のある部屋の中

そこでは、ベットの上では明華が寝ており、机の上には書類が大体樹の頭ほど積み重なっている

近くには軍神愛紗と、弓神愛華が机の両脇に立っており、机の椅子には樹が足を縄で固定され

政務に一生懸命励んでいた

樹｢なぁ、思ったんだけどさ〜｣

愛紗｢何でしょうか?｣

樹｢何で俺、足･････固定されてるの?｣

愛華｢それは、樹様が何時もお仕事を為さらずに町に繰り出すからです｣

愛紗｢そのせいで、ご主人様の分の仕事が我らに回ってき、寝る間も惜しんで毎日、毎日、変わりに

政務をやっているんです｣

愛華｢今日という今日は逃がさないように足を固定させてもらいました｣

樹｢え〜、町の情勢を知るのも皇帝の役目だろ?｣

愛紗｢ええ、ええ、其のせいで何回も命を狙われた皇帝様は誰で御座いましたでしょうか?｣

其の通り、俺が皇帝になるのが気に食わなかったのか、何処かの弱小太守が暗殺者を送ってきて

ついこの間、足を刺され最近治ったばかりだ

だって、しょうがないじゃん、その時は明華と一緒に買い物に出てたんだから、買い物に行くのに

武器は邪魔かな〜、なんて思って置いていった俺であった

ま、其の暗殺者は逃がしちゃったけどなｗ

そして、このときの愛紗は物凄くご立腹だ、こういうときは無難に過ごすに限る

樹｢ごめんなさい、ごめんなさい、どうかお許し下さい、愛紗様｣

愛紗｢まぁ、いいでしょう｣

愛華｢早く仕事を終わらせてくださいね｣

樹｢しょうがない、秘技｢高速概典｣!!!｣

この技は、長い修行の末に編み出した、高速で書く技である

愛紗･愛華｢｢おお〜〜〜｣」

二人とも、呆れてるんだかどうだかわからないような顔でこれを見ていた

樹｢はい、終わりっ!!!｣

愛紗･愛華｢｢速すぎる!!!｣」

今度は二人とも吃驚していた

樹｢終わったから、早く縄を解いてくれない?｣

愛華｢はっはい!｣

慌てて縄を解く

樹｢それじゃ、二人とも、皆を玉座の間に呼んでくれないかな?｣

二人｢はい、わかりました｣

二人は皆を集合させに散った

樹｢俺も、向うとするか｣

言うと、玉座の間に向かった

樹｢さて〜、皆集まったね｣

玉座のまでは、全員が玉座を中心にまっすぐ並んでいる

図で言うとこうだ

　　　　　　　　　　樹･明華

　　　　　　　 　☆

　　　　　　　愛紗■　　　　■桃香　

　　　　　　　　　星■　　　■朱里

　　　　　　　雛里■　　　　■凪

　　　　　　　真桜■　　　　■沙和

　　　　　　　華雄■　　　　■思春

　　　　　　　　　恋■　　　■月

　　　　　音々音■　　　　■詠

　　　　　　　　霞■　　　　■蓮　　　　　　　　　　　　

愛華■　　　　■鈴々

桃香｢御主人様、これから何をするの?｣

星｢確かに、これでも我らは仕事があるのですぞ｣

樹｢ふふふふ、貴様等!!!聞いて驚け!!!これより第一回バトルロワイヤルを開催する!!!｣

全員｢?????????｣

やっぱり皆、黙っている

蓮｢樹、バトルロワイヤルって言うと、やっぱりあれ?｣

樹｢ああ、あれだ｣

霞｢なあ、蓮?そのばとるろわいやるってなんなん?ウチメッチャ気になんねん｣

蓮｢うん、じゃあ説明するね｣

残り｢ゴクリッ｣

蓮｢バトルロワイヤルって言うのは限られた場所で最後の一人になるまで戦う、そういうのだよ｣

星｢なるほど、それで樹殿、詳しい説明をして頂きたい｣

星が説明を保す

樹｢いいだろう、詳しい説明をしよう、競うのは武官12名、場所は長安全域だ｢ちょっと待ってくだ

さい｣なんだい凪?｣

凪｢町が場所だとすると民への被害はどうなるんでしょうか?｣

樹｢そこは、大丈夫民達には、これは娯楽の一種として納得してもらった｣

樹｢話を戻そう、そして二人一組で戦ってもらう、人それぞれによって相性は在るだろうが其処は

我慢しろ、武器は刃を潰したものを使ってもらう、この日の為にこの町最高の鍛冶屋にやってもら

った、言っとくけど、時間がたつごとに移動できる場所が限られてくるから気をつけて

それでは、さっそくくじを引いてもらおう｣

自作の箱に名前を書いた紙を入れ、それを皆に引かせる

結果はこれだ!

1、樹･霞ペア

2、愛紗･華雄ペア

3、桃香･恋ペア

4、星･思春ペア

5、凪･沙和ペア

6、真桜･蓮ペア

7、愛華･鈴々

以上の結果になった

樹｢それでは、開催は一刻後それぞれ思い思いの準備をせよ!!!では解散!!!」

ここに、バトロワが開催された