『ほら、ここにも猫』・第193話 「杞憂」
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説明
龍がちょっとお気に入り。

『ほら、ここにも猫』・第193話です。

古代の中国の杞の国にいた人が、空が落ちてくると心配ばかりしてしていたので、ねこが板を倒した時は、ついに空が落ちてきたと驚いてしまったのです。

必要以上に心配ばかりすることを杞憂といいますが、その由来となった出来事です。杞の国は殷王朝から周王朝あたりの時代に存在した国と言いますので、太公望さんが生きていた時代ということになりますね。

杞の国は小さな国だったようで、あまり資料がないため、詳しくはよくわからないようです。

また、空が落ちてくるというのは、いささかイメージしにくいですが、古代中国の世界観では、天を4本の柱が支えているというものでしたから、この心配性の人は、柱が折れて空が落ちてきたらどうしよう、と心配していたようです。
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杞憂 ねこ アナログ 水彩 マンガ 3コマ 

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