取り残されしモノの始発駅(The End Of The Waiting Time)
説明
「ねぇ、ここでこうしていれば
君は僕の事を好きで居てくれるかな。
ここでずっと待っていれば
君は僕を嫌いにならないで居てくれるかな。
誰も居ない空間に長い年月そう問い続けたその間、
時間の波はその面影すら認識出来なくなる程に
遥か遠くに君を流していってしまったみたいだ。
すっかり取り残されたこの場所で
届きもしないメッセージを小瓶に詰めては流してみたり
噛み合わない歯車をどうにか合わせる事に
時間を費やしてきたけれども、
そろそろ僕も行かなくちゃ。
思い出と葛藤とが散乱したままの
スーツケースはそのままにして。」

‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐

完成後にA4(210×297)サイズ程に切り取った水彩紙に
水彩絵の具、水彩色鉛筆で描いたもの。
廃止になった新潟交通鉄道線の県庁前駅のようなターミナルを
描いてみたくなり、それに加えて
大分前に思いついていたもののお蔵入りにしていた構図や
描きたかったけれども中々組み合わせる機会のなかったモチーフ類を
組み合わせて描きました。
総閲覧数 閲覧ユーザー 支援
543 541 3
タグ
アナログ 鉄道 電車 ワールド  スーツケース 歯車   手紙 

OZAさんの作品一覧

PC版|待受画像変換
MY メニュー
ログイン
ログインするとコレクションと支援ができます。


携帯アクセス解析
(c)2018 - tinamini.com