──「私を愛してくれて、ありがとう」
もう一度、言葉が繰り返される。
今すぐ振り返って、彼女の身体を抱きしめ返したい。今すぐその彼女の言葉に応える言葉をかけたい。だが、ここで振り返ってしまっては死神としての振る舞いを許してくれた彼女の想いを無碍にしてしまう。だからあたいは、先程よりも激しく震える腕に力を込めて櫂を再び動かし始めた。 - 図隅祐華さんの「味のないキスを貴女に」より( サンプル:http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=1479264 )。 - あやこま合同誌「無縁の塚でふたりきり」収録のSSに勝手に挿絵?をつけてみようというもの。まだ手に入りますのでどうぞ!( http://www.toranoana.jp/mailorder/article/04/0030/07/14/040030071496.html ) - 前「春の雪」( http://www.tinami.com/view/542664 )次「Drive for All」( http://www.tinami.com/view/617447 ) - 全然イメージしてたように描けなくて前作から2ヶ月以上経ってしまいましたわー。
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